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流人道中記(上)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2020/03/06 |
JAN | 9784120052620 |
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商品レビュー
4.1
45件のお客様レビュー
視点が頻繁に入れ替わり、用語も難しく、読みにくいところが多々あった。乙次郎と玄蕃の二人の視点だけででいい気がする。とはいえ、内容は武士の矛盾を描いた悲しい話。最後は、あそこで、終わってほしくなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
姦通の罪を犯したとされ切腹を言い渡されるも拒否し、代わりに蝦夷松前藩への流罪判決が下った旗本・青山玄蕃。彼の押送人に選ばれた19歳の見習与力・石川乙次郎。口と態度は悪いが世慣れている流人と、文武に秀でているが世間知らずで杓子定規な押送人の道中のうち、上巻は江戸出立から仙台までを描く。 物語のうち玄蕃と乙次郎の2人だけの場面は息が詰まり苦手。だが道中で出会う人々--夫を亡くし一人で旅籠を営む女将、按摩、盗賊と飯盛女と賞金稼ぎ、髪結、敵討ち等--それぞれの身の上に2人が関わり展開する場面は好き。一気にドラマ性が増しておもしろくなる。全篇を好きになれるかどうかは下巻次第か。
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新聞連載途中まで読んでいました。最初は堅苦しくて馴染みない人物名やら漢字やらの読み方に心取られて読み飛ばしてたのですが、ある章から心囚われて入手。最初のハードルはひとまず我慢して、リアタイすればよかったと後悔。時代は違うけれど、遣り切れなさと心の折り合いをできる範囲で調和させてま...
新聞連載途中まで読んでいました。最初は堅苦しくて馴染みない人物名やら漢字やらの読み方に心取られて読み飛ばしてたのですが、ある章から心囚われて入手。最初のハードルはひとまず我慢して、リアタイすればよかったと後悔。時代は違うけれど、遣り切れなさと心の折り合いをできる範囲で調和させてます。本当の理不尽は、最後に待っているのですが…。
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