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掌篇歳時記 秋冬

アンソロジー(著者), 西村賢太(著者), 松浦寿輝(著者), 柳美里(著者), 堀江敏幸(著者), 重松清(著者), 町田康(著者), 筒井康隆(著者), 長野まゆみ(著者), 柴崎友香(著者), 山下澄人(著者), 川上弘美(著者), 藤野千夜(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/10/25
JAN 9784065169209

掌篇歳時記 秋冬

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商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2022/03/06

12人の作家による秋冬の歳時記にあわせた短編集。はじめましての作家も数人。好みはそれぞれあるけれど、こんな編集でなければ出会わなかったと思う。 春夏編が先だったと知る。

Posted by ブクログ

2020/02/09

短編小説。 中には情景がぼんやりしたまま終幕になったものもあるが、大半は程よく心地良い作品。 日本には暦のほかにこんなにも豊かな四季の表現があると温かさも得た。

Posted by ブクログ

2020/01/18

ショートパンツを穿いてサンダル履き、シャーツの前をはだけて、腹を丸出しにして、裾を風にはためかせている奴の姿を見ると、破滅の予感が沸いてくる。Tシャーツに印刷された絵や文字は、どうにも珍妙で道理に反している。自分の内在している思想や感情を表現しているように見えてしまうことが卑怯す...

ショートパンツを穿いてサンダル履き、シャーツの前をはだけて、腹を丸出しにして、裾を風にはためかせている奴の姿を見ると、破滅の予感が沸いてくる。Tシャーツに印刷された絵や文字は、どうにも珍妙で道理に反している。自分の内在している思想や感情を表現しているように見えてしまうことが卑怯すぎる。見えてしまうことによって、人は破滅に向かう。Tシャーツ1枚で偉そうに思想を語った気になる。自分の弱いモチーフを服によって増幅させる。これは刺青をちらつかせて人を威圧するのと変わらない。相応の覚悟もないまま雰囲気だけまとって、さも中身があるかのように取り繕う人間には破滅の道があるだけ。破滅が恐ろしくてTシャーツが着られない。 直木賞、芥川賞など、超一流の作家たちが季節をモチーフにそれぞれが時節の表情を独特のタッチで描ききる。

Posted by ブクログ

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