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ミス・マープルと13の謎 創元推理文庫

アガサ・クリスティ(著者), 深町眞理子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2019/01/12
JAN 9784488105464

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ミス・マープルと13の謎

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商品レビュー

3.7

18件のお客様レビュー

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2024/05/04

 安楽椅子探偵の代表格であるミス・マープルの13の事件を扱った短編集。『火曜クラブ』という集まりで語り手が語った不思議な事件や出来事をミス・マープルが話を聞いただけで真相を的中するのがすごかったし、最後の『水死した娘』で序盤から犯人を当てて「さすがエルキュール・ポアロと肩を並べる...

 安楽椅子探偵の代表格であるミス・マープルの13の事件を扱った短編集。『火曜クラブ』という集まりで語り手が語った不思議な事件や出来事をミス・マープルが話を聞いただけで真相を的中するのがすごかったし、最後の『水死した娘』で序盤から犯人を当てて「さすがエルキュール・ポアロと肩を並べる名探偵だ。」と感心した。長編作品も読んでみたい。

Posted by ブクログ

2023/10/01

「愚かなひとたちは世のなかにたくさんいます。愚かだからこそ、なにをしても、すぐにばれてしまう。ところが、愚かでないひとたちだって、世のなかにはけっこういるわけで、そういうひとたちが確固とした道徳観念をそなえていないかぎり、いったいなにをしでかすか、思えばみぶるいがしてくるはずです...

「愚かなひとたちは世のなかにたくさんいます。愚かだからこそ、なにをしても、すぐにばれてしまう。ところが、愚かでないひとたちだって、世のなかにはけっこういるわけで、そういうひとたちが確固とした道徳観念をそなえていないかぎり、いったいなにをしでかすか、思えばみぶるいがしてくるはずですよ」 2021/12/13読了 『スタイルズ荘の怪事件』がポワロ初登場作なら、本作がミス・マープルの実質的初登場作。「こういう人は、こんなことをするだろう(しないだろう)」という思い込みの盲点をしばしば突いてくるクリスティだが、思えばその2大探偵も「らしくない」ことでは共通している。ポワロは、大戦で英国に亡命してきた妙なベルギー人、そしてミス・マープルは地元の村から殆ど出たこともない婆ちゃんである。人は見かけに依らないことがあり、見た目で侮ってかかるなど以ての外――-というメッセージが込められている訳ではないだろうけど。

Posted by ブクログ

2023/04/01

ミス・マープルシリーズは初めて読んだけど、やっぱりアガサ・クリスティーはいいなあ、と思った。トリック云々よりも人間観察による推理がメインなのが良い。特に「バンガローの事件」や「水死した娘」が好きかな。 ミス・マープルを含めた数人が集まって、色々な事件を推理するのだけど、このメンバ...

ミス・マープルシリーズは初めて読んだけど、やっぱりアガサ・クリスティーはいいなあ、と思った。トリック云々よりも人間観察による推理がメインなのが良い。特に「バンガローの事件」や「水死した娘」が好きかな。 ミス・マープルを含めた数人が集まって、色々な事件を推理するのだけど、このメンバーたちのキャラが立っているのもいい。バントリー夫人やヘンリー・クリザリング卿は他の話にも出てくるようなので、マープルシリーズも読んでいこうと思う。

Posted by ブクログ

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