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変わったタイプ 新潮クレスト・ブックス

トム・ハンクス(著者), 小川高義(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/08/24
JAN 9784105901516

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商品レビュー

3.6

28件のお客様レビュー

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2024/01/31

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB03353326

Posted by ブクログ

2023/04/03

 図書館で借りた本。  トム・ハンクスが好きだ。『アポロ13』も『フォレスト・ガンプ』も『エルヴィス』も好きだが、『すべてをあなたに』が一番。本人がプロデューサー役で出演しているのはもちろん、監督として撮っているのがいい。  この本は、そんなトムの趣味全開で、初っ端からオール...

 図書館で借りた本。  トム・ハンクスが好きだ。『アポロ13』も『フォレスト・ガンプ』も『エルヴィス』も好きだが、『すべてをあなたに』が一番。本人がプロデューサー役で出演しているのはもちろん、監督として撮っているのがいい。  この本は、そんなトムの趣味全開で、初っ端からオールディーズが頭の中でガンガン鳴っている短編。ビーチボーイズやらアメリカやら、7月4日に流れてる音楽。  そして、映画の1シーンのような切ない物語が、次々と繋がる。タイプライターと型という意味でのタイプがかかっているのも、リズムを刻む機械というのも、らしくて良い。  多才な人っているものなんだなと、あ、いや私の好きな物ばかり集めた話なのが嬉しいが、知らない人には、昔の音楽も宇宙の話も下敷きにされているものがわからないと内容も理解できなくて、つまらないのかもと。  オールディーズと昔の映画とジュール・ヴェルヌの好きな人には、大絶賛で勧めたい本。

Posted by ブクログ

2022/08/07

「小説家 トム・ハンクス」のデビュー作は短編集。各所で彼の俳優経験も活きており、全体的に優しい風合い。普段はハッピーエンドより考えさせられる話を選びがちだが、たまには甘いものも食べたくなる。まぁその中にはほろ苦さもあったのだが。。 全17篇をレビューするのは自分にとって至難の業...

「小説家 トム・ハンクス」のデビュー作は短編集。各所で彼の俳優経験も活きており、全体的に優しい風合い。普段はハッピーエンドより考えさせられる話を選びがちだが、たまには甘いものも食べたくなる。まぁその中にはほろ苦さもあったのだが。。 全17篇をレビューするのは自分にとって至難の業なので、幾つか気に入ったのをピックアップしていきたい。うち数作品には内容が連関しているふしがあるけど、どの話も単品(⁉︎)として満喫できる。おまけにビターとスイートの調和もよく取れている。 『クリスマス・イヴ、一九五三年』 出だしは古き良きアメリカのクリスマスといった風。そこから10年前に遡り、冒頭の幸せは奇跡的に掴み取れたものだと読者は痛感することになる。ベトナム戦争の2年前でもあるからそれは益々貴重なものだということも。 『心の中で思うこと』 著者がタイプライター蒐集家であることから、ほとんどの章でタイプライターの描写や写真が登場する。(少々くどかった笑) 中でも本作はタイプライター自体がメインテーマとなっており、尚且つ一番落ち着けた話だった。タイプライターは今でいうラップトップの筈なのに、主人公の女性みたいに妙な憧れを抱いてしまう。店主と女性の談義に自分ものめり込み、人生を変えるであろう一台に出会えた彼女のこれからに想いを馳せた。 『過去は大事なもの』 ジャンルとしてはSFにあたり、恐らく読者の多くが好きになった作品だと思う。何故なら普段はSFに疎い自分でも夢中になれたから。 過去へのタイムトラベルが可能となった現代で、主人公バートが1939年6月8日へと時間旅行する話。「過去の写真に当時の服装にそぐわない人物が写っている」という都市伝説チックな話を耳にするが、本作では時間旅行会社なるものが当時の服装を手配してくれる。(他にも処置が盛りだくさんで全部が面白い!) 何度同じ年月日(+時分秒)に遡ってもみんな合わせ鏡のように同じ言動をしている。当たり前のことだが、いざその現象を目の当たりにすると不思議な気持ちで頭がボーっとしてしまう。無論、ラストにも。 『ハンク・フィセイの「わが町トゥデイ」』 17篇のうち4篇は地方紙コラムニストによる「わが町自慢」のコラム。書き手の風貌が分からない分、どんな表情で記事を書いているのか等想像が膨らんでいく。内容はどうってこともないのだが、4篇を経てイメージが出来上がっていくのが何となく愉快だった。全篇にわたりタイプライターへの郷愁の念が強いことから、ひょっとしたらハンクさんはハンクス……何でもありません。 途中まで著者特有の柔和ボイスで再生されていたが、以降は何度も著者のことを忘れるくらい読みふけった。筆のパフォーマンスもお上手だったとは…!

Posted by ブクログ

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