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さざなみのよる
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さざなみのよる

木皿泉(著者)

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さざなみのよる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2018/04/18
JAN 9784309025254

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商品レビュー

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2025/04/24

前半の死んでゆく人と残された家族の心情が生々しくてその空気感を描けることにびっくりした。死の持つ怖さや嫌悪も描きながら、生きて、死んでいくことをそのまま肯定しているので、ところどころぐっときた。この人何歳で死んだのかな、とちょっと謎解き的な読み方もできて面白かった。旦那さんは年下...

前半の死んでゆく人と残された家族の心情が生々しくてその空気感を描けることにびっくりした。死の持つ怖さや嫌悪も描きながら、生きて、死んでいくことをそのまま肯定しているので、ところどころぐっときた。この人何歳で死んだのかな、とちょっと謎解き的な読み方もできて面白かった。旦那さんは年下だったんだろうな、とか。 同僚の話のちょっとオカルトっぽいところとか、最後の近未来のところとか、やりすぎな感じもあったけど(ダイヤモンドの伏線回収)、前半の勢いと後半のファンタジー感もバランスよかったのかな? しかし、再婚相手の愛子さんのお兄さんとの関係はなんだったんだろう。お金はなんで借りてたのかな? 脚本家ということもあるのか、カメラワークがしっかりしてて文章にオチがあって、上質のドラマを見た印象。

Posted by ブクログ

2025/04/20

ナスミの死がもたらすさざなみ。大きな波紋ではないけれど、小さなさざなみのように人の心に沁みていく。 初めから主人公っぽい人が死んでしまって、どうなるのかと思ったらナスミの死が色々な人の心にさざなみのように届くような物語だった。特別かわいそうだったり苦しかったりするわけではないのだ...

ナスミの死がもたらすさざなみ。大きな波紋ではないけれど、小さなさざなみのように人の心に沁みていく。 初めから主人公っぽい人が死んでしまって、どうなるのかと思ったらナスミの死が色々な人の心にさざなみのように届くような物語だった。特別かわいそうだったり苦しかったりするわけではないのだけれど、なんとも言えない感情にさせられる一冊だと思う。

Posted by ブクログ

2025/04/17

大切なものを失くすということと 大切なものを見つけることは同じかもしれない 生きることと死ぬこと 一つのことを考えることと 多くのことを考えること 会う人と別れる人 運命の縦糸と横糸 慣れているはずなのに初めてと感じること 終わりと始まり ゆっくりと、そして突然に 渡すこと...

大切なものを失くすということと 大切なものを見つけることは同じかもしれない 生きることと死ぬこと 一つのことを考えることと 多くのことを考えること 会う人と別れる人 運命の縦糸と横糸 慣れているはずなのに初めてと感じること 終わりと始まり ゆっくりと、そして突然に 渡すことと受け取ること 瞬間と一生 終わりと始まり 始まりと終わり 切り取られたようでいて どこかでは繋がっている 幸せを心に灯してくれる、そんなお話

Posted by ブクログ