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み仏のかんばせ 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2017/12/06 |
JAN | 9784094064803 |
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
女衒に手込めにされ逃げ出し、男として首切り役人の家で中間奉公する志乃。ある夜、盗賊に襲われ大切な物を奪われてしまい、主に迷惑がかかることを恐れ奉公を辞して、女として針売りになり生きていくことにします。女としての幸せを望むべくもない志乃でしたが、密かに憧れていた壮太が同じ長屋に越してきて…、という話。 安住さんの静かな筆致の中に志乃の凛とした姿が浮かび上がってきます。辛い過去を背負いながらも何とか生きていこうとする志乃が壮太に出会い、幸せを感じる生活を送ることが出来て本当に良かったと思います。 そして壮太もまた、何やら暗い影を背負っていました。彼にとっても志乃は、辛いことにも負けず懸命に生きていこうとする眩しくも放っておけない存在だったのかもしれません。 子どもにも恵まれ、壮太に看取られ最期を迎えた志乃は幸せだったはず。 静かでしっとりとしたお話でした。安住さんの新作、本当に良かったです。
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う~ん、はじめはよかったのです。男として生きていかなくてはならなかった志乃をもっと長く描いてもよかったんじゃないかな。後半はどんどん展開していって、ほとんどあらすじになってしまって、もったいない。一つ一つを短編として丁寧に描いてほしかったな。
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ずっと注目している安住洋子さんの、ようやく出版された新作です。しかし、遅筆ですね。 過酷な過去を持つ壮太と志乃が巡り合い、所帯をもって幸せを得る姿を描いた時代小説。安住さんらしい繊細で良く練られた文体で描かれた二人がお互いを思いやる心や3人の子供の姿がとても心地良い作品です。 難...
ずっと注目している安住洋子さんの、ようやく出版された新作です。しかし、遅筆ですね。 過酷な過去を持つ壮太と志乃が巡り合い、所帯をもって幸せを得る姿を描いた時代小説。安住さんらしい繊細で良く練られた文体で描かれた二人がお互いを思いやる心や3人の子供の姿がとても心地良い作品です。 難を言うならストーリー展開です。平穏なだけでは物語にならないのですが、とはいえ「闇討ち」や「盗賊団」などの扱いは、壮太/志乃の姿とややかけ離れ過ぎているように思います。もう少し、必然を感じさせる展開なら良かったのですが。
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