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フロスト始末(下) 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2017/06/30 |
JAN | 9784488291099 |
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フロスト始末(下)
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商品レビュー
4.1
36件のお客様レビュー
上巻から一気に読みました。 登場人物一覧に、けっこうな重要人物の名前が抜けているんだが…? スキナー主任警部とマレット署長の差し金により、デントン署から異動することになってしまったフロスト。 デントン署を去る日が近づく中、連日ほとんど寝ないで捜査にあたる。 妻をめった刺しに殺し...
上巻から一気に読みました。 登場人物一覧に、けっこうな重要人物の名前が抜けているんだが…? スキナー主任警部とマレット署長の差し金により、デントン署から異動することになってしまったフロスト。 デントン署を去る日が近づく中、連日ほとんど寝ないで捜査にあたる。 妻をめった刺しに殺したと自首してきた元食肉店主のルイスだが、家の中は潔癖すぎるほどに消毒されている。 残虐に殺されたデビーとトマスの殺害現場を探し当てるも、なかなか捜査が進まない中、凄惨な殺害場面を映したビデオが送られてくる。 ビーズリーからは早く脅迫犯人を捕まえろという矢の催促。 行方不明となった少女は未だ見つからず。。。 割ける人員はわずか、あっちに行かせればこっちで事件が起きたり動きがあったり…でにっちもさっちもいかない。フロストは思い切った手に出る… まぁ、思い切った手に出るのは初めてじゃないけどね!既視感!笑 しかしマレット、部下の殉死の場に居合わせておいて、署長として指揮すべき立場にいたのに、その部下に責任全部おっかぶせるとかマジでクソじゃない???? 最終作できっちり落とし前つけてほしかったのに、なんでそのまま署長やねーん!せめてせめて、辞任するくらいのことがあってもいいのに。マレットのクソっぷりに終始イライラしながら最後まで読んだ読者(私)、ちょっと浮かばれない。 ウィンズフィールドはもともとシナリオ作家で、小説はフロストシリーズのみ。故にこれにてコンプリートとなる。寂しい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
デビーの事件はひどい事件だった。 犯人が警察に送り付けてきたビデオ。 おかげで、何がなんでも、犯人を見つけてやると、みんなの気持ちがひとつになった。 デビーの叫びを読み取ってくれた読唇術の専門家先生も。 そして、マレットでさえ。 もう一人の女の子は、別案件でした。 そちらも、最初から疑われていた人物が、保釈されたりしたものの、そこに行きついた。 ぎりぎり、かなり危なかったけど、助けることができてよかった。 スーパーの脅迫事件は、残念な幕引きとなりました。 ここでマレットのへっぽこぶりが披露されたあたりは、かなり笑えたりはしたんですけれども、 普段から下々に働かせ、美味しい所だけ持って行っていたスキナー主任警部が、なぜか、張り切って、無謀な計画を立て、マレットが「自己責任で」と責任逃れをしたにも関わらず、実行に移した挙句に殉職。 犯人は一命をとりとめたものの・・・ スキナーが亡くなった責任まで、フロストになすりつけようとしたマレット。 しかも、彼は、ケイト見習い婦人警官を人質に差し出そうとまでしてたんだから、本当にどうしようもない。 まぁ、なんだかんだ、 マレットがフロストに勝てる日は来ません。 人望の厚さもフロストの方が上だしね。 デントン署には、フロストがいなくちゃね! そうだよ。 誰がモーガンの面倒みるのよ! 沢山巡査いるけど、やっぱりコリアー推しですw フロストにそっと紅茶渡したり、なんだかんだ、フロストの役に立っててよろしい。
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フロスト警部シリーズを書いた、R・D・ウィングフィールドは、イギリスの小説家である。シリーズの主人公のフロストは、有能なのか無能なのか分からない(最後は事件を解決するので有能なのだろうが)警部。各巻に共通しているのは、フロストの前に次々と事件が起こり、フロストはそれを解決しようと...
フロスト警部シリーズを書いた、R・D・ウィングフィールドは、イギリスの小説家である。シリーズの主人公のフロストは、有能なのか無能なのか分からない(最後は事件を解決するので有能なのだろうが)警部。各巻に共通しているのは、フロストの前に次々と事件が起こり、フロストはそれを解決しようと悪戦苦闘、ほとんど休む暇もなく働き続けるという設定。最後には、くたくたになりながらも、フロストは事件を解決する。フロストのドタバタぶりがユーモラスに描かれている部分と、ミステリーとしても面白いストーリーがミックスされたシリーズであった。 ウィングフィールドは、2007年に既に亡くなっている。もともとは放送作家であり、小説は多くを書いている訳ではなく、このフロストシリーズも、わずか6冊のシリーズであり、それが、ウィングフィールドが書いた長編小説の全てであるようだ。 広い意味での探偵小説・ミステリーというジャンルで好きだったシリーズは沢山あるが、このフロストシリーズは、最も好きなシリーズの1つであった。シリーズの最後の作品となった、本作が日本で発行されたのは2017年のことだ。もちろん面白く読んだが、再度の作品であり、読み終えてしまうのがもったいないな、という気持ちも持ちながら読んだような記憶がある。
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