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往復書簡 初恋と不倫 不帰の初恋、海老名SA カラシニコフ不倫海峡
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | リトル・モア |
発売年月日 | 2017/06/26 |
JAN | 9784898154618 |
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往復書簡 初恋と不倫
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商品レビュー
4
133件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
往復書簡というタイトルの通り、2人の間の文通やメールの内容をベースに物語が進んでいく。 だからこそやり取りの内容が生々しく、そこに魅力があるのかもしれない。 話は「不帰の初恋、海老名SA」、「カラシニコフ不倫海峡」の2つに別れており、あまり長くもないので読みやすい。80ページずつの、全体で160ページと少し。 久々に文学に触れてみたが、やはり映像では感じられない部分が多くあると感じた。 一般的には音楽や映像がある方が情報量が多く、鮮明に伝えられるかと思われがちだが、文章だからこそ感じられる部分、語彙の綺麗さは確かにあるのだと実感した。 個人的には、特に1部の海老名SAの話が好きだった。 自分の好きな文章をここに書き留めておく。 「自分の悲しみを相手に伝えるのは暴力の1つである」 「手を握ることはできた。だけど大切なことは、握ることじゃなく、放さずにいることだった。」 特に74ページの下記の箇所の文が印象強かった。 「わたしの初恋はどうなったか。わたしの初恋は、わたしの日常になりました。例えば長めで急めな階段を降りる時。例えば切手なんかを真っ直ぐ貼らなきゃいけない時。例えば夜寝る前、最後の灯りを消す時。日常の中のそんな時、玉埜くんと繋いだ手を感じているのです。あの日バスに乗った時も君の手を感じていました。支えのようにして。お守りのようにして。君がいてもいなくても、日常の中でいつも君が好きでした。」 自分の悩みや悲しみを相手に伝えるのが、相手を傷つけることにもなり得ること。 一定の関係を築くことも大事だが、それ以上にその関係を維持し継続させることの重要性。 初恋の人との思い出が、いつの間にか日常に溶けて随所で感じるようになること。 初恋とあるが、これは恋愛だけで無く、人として好きになった相手との思い出も同じことが言えると感じた。
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相変わらず、なんだかこんな設定あるのかよ、いやあるかもしれないと思う坂元イズム 連休中日、夕方ビール飲みながら読み始めたら、心地悪さのあまり、かなり飲んだ(笑) かなり特殊な初恋と不倫 本当に相手の事が好きかと言われるとそうでもなく、しかし介入しがちな2人の行方は。
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期待しすぎたのはある、 だけど、坂本裕二さんの言葉がだあいすき。 悲しいことや辛いことを話すと、聞いている側を傷つけてしまうのかもなぁ。
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