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どぜう屋助七 実業之日本社文庫

河治和香(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2017/04/05
JAN 9784408553504

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商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2024/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あのひと鍋にこんなにも多くのドラマが背負い込まれていたとは… ヘラヘラ食べっちまってすまない事をしたなぁ。先に読んでいれば、振り袖だって味わって呑んだのに… 今も浅草で営業中の「駒形どぜう」 三代目助七の生涯を通してみる幕末から明治。 河治さんの描く江戸時代にはいつもしっかり体がある。現代から夢見る古き良き時代ファンタジーではなくて、現代へ続く人生の積み重ねが感じられる。当時の思考回路はそうだっただろうなと納得出来る。 時代は人の感情が作り出すもので、歴史は時代の積み重ね。字面で学ぶ流れでは「未開だったんだな」で他人事だった出来事も、抗いがたい波に飲まれるやるせなさとして我がごとに出来る。 だから今度はもっと、しっかり味わうのだ。 鯨だって食べるのだ。

Posted by ブクログ

2021/09/09

時は幕末から明治、場所は浅草・駒形、泥鰌料理のどぜう屋の話。激動の時代の中に繰り広げられる人情とグルメの物語。お店は現在も営業中だそうで、是非行ってみたい。

Posted by ブクログ

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