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異端カタリ派の歴史 十一世紀から十四世紀にいたる信仰、十字軍、審問 講談社選書メチエ635

ミシェル・ロクベール(著者), 武藤剛史(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/11/01
JAN 9784062585026

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商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2018/08/04

教会の矛盾点をついた独自の教義で中世南仏に広まるや、教会や北フランス諸侯によって十字軍の標的された、キリスト教一派の興亡についての歴史研究本。異端に対し容赦ないカトリック、かと思いきや時の教皇たちは改宗を望み、苛烈な制裁には困惑していて、残酷なイメージは前線にいる十字軍指導者や異...

教会の矛盾点をついた独自の教義で中世南仏に広まるや、教会や北フランス諸侯によって十字軍の標的された、キリスト教一派の興亡についての歴史研究本。異端に対し容赦ないカトリック、かと思いきや時の教皇たちは改宗を望み、苛烈な制裁には困惑していて、残酷なイメージは前線にいる十字軍指導者や異端審問官の所業だったのは意外だった。昔習った?マニ教由来説も今では否定されているらしい。また十字軍まではフランス王ではなくスペインのアラゴン王を仰ぐ諸侯が多かったこと、迫害されたカタリ派の亡命先がカトリック色が強いイタリア各地(たぶん教皇と対立する皇帝派の支配圏だろうけど)だったことなど国境感覚の現代とのズレも印象に残る。

Posted by ブクログ

2017/03/14

堀米庸三著『正統と異端 ヨーロッパ精神の底流』、佐藤賢一著『オクシタニア』、坂東眞砂子著『旅涯ての地』、ケイト・モス著森嶋マリ訳『ラビリンス』、帚木蓬生著『聖灰の暗号』など、今までカタリ派が出てくる小説などを読む度にもうちょっと詳しいものが読みたいと思っていたので去年出版されてす...

堀米庸三著『正統と異端 ヨーロッパ精神の底流』、佐藤賢一著『オクシタニア』、坂東眞砂子著『旅涯ての地』、ケイト・モス著森嶋マリ訳『ラビリンス』、帚木蓬生著『聖灰の暗号』など、今までカタリ派が出てくる小説などを読む度にもうちょっと詳しいものが読みたいと思っていたので去年出版されてすぐに図書館で借りて読んでみたが、面白かったので買い求めた。ラインマーカー使い放題。歴史書としてはもちろん、読み物としても非常に面白かったし、訳も違和感さほどなくいい流れだった。いちど当地へ訪れてみたいと強く思う1冊。

Posted by ブクログ

2016/12/03

久しぶりに歴史の本を読んだ。 カタリ派というと、ミステリなどの題材になることも多いが、現実の信仰はごくごく普通。 『歴史書も文学である』と定義したのは吉田健一だが、確かに面白い歴史書というのはスペクタクルロマンであることが多い。本書も数多くの人々の思惑が複雑に絡み合った群像劇とし...

久しぶりに歴史の本を読んだ。 カタリ派というと、ミステリなどの題材になることも多いが、現実の信仰はごくごく普通。 『歴史書も文学である』と定義したのは吉田健一だが、確かに面白い歴史書というのはスペクタクルロマンであることが多い。本書も数多くの人々の思惑が複雑に絡み合った群像劇としても読むことが出来る。特に第Ⅱ部〜第Ⅲ部序盤にかけての権力闘争は読み応えがあった。映画みたいだな〜。

Posted by ブクログ

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