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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/08/31 |
JAN | 9784041039885 |
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商品レビュー
4
185件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
感想 少年犯罪を加害者の可能性がある家族の視点から描いた作品。ヤキモキする気持ちがよくわかる。 不遠慮なマスコミの取材とそれに踊らされる一般人やネットの書き込み。犯罪にはいつ被害や関係者で巻き込まれるか分からない怖さもある。 ラストは、なんともやるせ無い結果だった。被害者側であれ、加害者側であれ、不幸になることは間違いない。 あらすじ 石川一登は建築設計士で、妻、高一の息子と中3の娘と暮らしている。息子は怪我でサッカーを辞めて、目標をなくして、家に帰ってこないこともあった。夏休み明けの連休に、市内で高校生が殺される事件が発生し、それが息子の友達だった。また、息子も家に帰ってこない。 一登とその家族は、息子が加害者であると決めつけるマスコミの報道やそれを間に受けた周囲の人々に晒され、疲弊し、家族の関係もギクシャクしていく。 やがて逃亡していた少年が捕まることで事件の真相が明らかになる。
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考えさせられる作品だった。そしてとても難しい。息子が事件に巻き込まれる。息子は被害者なのか加害者なのか。被害者であった場合、この世にはもういない。父親は息子が被害者であることを望み、母親は加害者であることを望む。男親と女親の違いなのか、社会的立場の違いなのか。犯罪者でもいい、生き...
考えさせられる作品だった。そしてとても難しい。息子が事件に巻き込まれる。息子は被害者なのか加害者なのか。被害者であった場合、この世にはもういない。父親は息子が被害者であることを望み、母親は加害者であることを望む。男親と女親の違いなのか、社会的立場の違いなのか。犯罪者でもいい、生きていてさえくれれば、という母親の気持ちは良くわかる。ただ娘もいる。娘の将来を考えたときに、犯罪者の妹という烙印はとても大きな足かせになると思うと、一概に生きていてと言えないのかもしれない。
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話の中で事件が起こってからは、読んでいるのが苦しくて絶えられず、邪道ですが先に後半を読んでしまいました… 自分には子どもがいないので、我が子が事件の加害者か被害者なのか、行方もわからないという状態になった時、どんな心情になるのかは分からないけれど、一登と同じように被害者である...
話の中で事件が起こってからは、読んでいるのが苦しくて絶えられず、邪道ですが先に後半を読んでしまいました… 自分には子どもがいないので、我が子が事件の加害者か被害者なのか、行方もわからないという状態になった時、どんな心情になるのかは分からないけれど、一登と同じように被害者であることを望んでしまうのではないかと思う。 母の貴代美のように、加害者でいいから生きていて欲しいと望むだろうか? 子どもにしたら、殺人を犯すような子どもじゃない被害者のはずだと思われるのと、たとえ殺人を犯したとしても生きていて欲しい…と望まれているのとどちらが嬉しいのだろうか? それは、やっぱり後者なのではないかと思う。信じてはほしいけど、後者には、無償の愛がある。 でも、どちらにしても事件はみんなを不幸にする。 どうしても加害者家族は、一方的に叩かれ、よく知りもせずにマスコミやネットに踊らされてそれに乗ってしまいがちですが、安易に踊らされないようにしなくては…
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