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枝分かれ 自然が創り出す美しいパターン 3 ハヤカワ文庫NF

フィリップ・ボール(著者), 桃井緑美子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/06/10
JAN 9784150504632

枝分かれ

¥660

商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2018/11/18

三部作の最後。しかし、最初の2冊と違い、凄く時間がかかった。 というのも、はっきり言って飽きた。結局、100ページ分くらいは飛ばしてしまった。 人生には限りがある。読むべきものを読むのに時間を使うべきで、そうと感じなくなったら、違う読むべきものをとっとと探すべきだ。 でも、最初に...

三部作の最後。しかし、最初の2冊と違い、凄く時間がかかった。 というのも、はっきり言って飽きた。結局、100ページ分くらいは飛ばしてしまった。 人生には限りがある。読むべきものを読むのに時間を使うべきで、そうと感じなくなったら、違う読むべきものをとっとと探すべきだ。 でも、最初に中谷宇吉郎が出てきたのが嬉しかった。(そして、それで興醒めたところもあるのかもしれない。このシリーズに求めるものと中谷宇吉郎の素晴らしさには隔たりがある。中谷宇吉郎は、本人は喜ばないだろうが、やはり科学に添えられた詩情やダンディズムが香しいのだから。) ラストも良かった。 「物事はどのようにして起こるのか」エントロピーが最大になろうとして起こるのである。 (中略) この...原理は、平衡から大きくかけ離れた系に秩序のあるパターンがなぜ現れるのかを合理的に説明している (中略) 秩序状態のほうが無秩序状態よりも効率的にエントロピーが生成できる (中略) 生命は秩序を用いてエントロピー生成を速める避雷針のようなものとして初期の地球にあらわれたのかもしれない。 なんと、生命は、水素と二酸化炭素の多い地球上のエントロピーを効果的に生成するために効率的なシステムとして地球にあらわれたのではないか、と。 その根拠に、条件が揃ったらあっというまに生命はあらわれた、厳密な偶然にしては早過ぎるのでは?と。 これは面白い視点だ。なぜって、偶然うまれた生命には、なんの目的も意味もない。本質に実存が先立つような生命だ。しかし、この視点であれば、生命には価値が、意味が、目的がある、ということになる。それが人類が求めてきたことではないかもしれないけど。 生命は、エントロピー生成システムなのだ。 システムの持続、システムの効率化、システムの最大化、そういうことのために進化もあるのかもしれない。

Posted by ブクログ

2018/02/16

『かたち』『ながれ』に続く3冊目。やっとたどり着いた感じ。長かった。 『枝分かれ』って聞いても、ちょっとインパクトがないかな、と感じていましたが、やはり期待通りにおもしろい。血管から川の流れ、葉脈、木の枝まで様々な枝分かれが紹介されていました。インターネットや都市の交通網などの...

『かたち』『ながれ』に続く3冊目。やっとたどり着いた感じ。長かった。 『枝分かれ』って聞いても、ちょっとインパクトがないかな、と感じていましたが、やはり期待通りにおもしろい。血管から川の流れ、葉脈、木の枝まで様々な枝分かれが紹介されていました。インターネットや都市の交通網などのネットワークも枝分かれで説明してあり、とにかく例が豊富でわかりやすい。

Posted by ブクログ

2017/09/25

「かたち」「流れ」に続く3冊め。何よりも自然の美しさを改めて感じる。この3冊を読んだ後はその美しさがさらに深く感じられる。ちょっと落ち葉を集めてしまったりしている自分がいる。

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