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イスラーム世界の論じ方 増補新版

池内恵(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2016/05/07
JAN 9784120048340

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商品レビュー

4.2

5件のお客様レビュー

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2021/09/25

911から20年経った。改めてどういうことだったんだろうと思い、NetflixでTurning pointを観る。イスラーム側のことが知りたくて、その後、著者のイスラーム国の衝撃を読み、この本を手に取ってみた。 全部は読んでいないがエッセイのようで、興味のある所を読むだけでも面...

911から20年経った。改めてどういうことだったんだろうと思い、NetflixでTurning pointを観る。イスラーム側のことが知りたくて、その後、著者のイスラーム国の衝撃を読み、この本を手に取ってみた。 全部は読んでいないがエッセイのようで、興味のある所を読むだけでも面白い。改めて、自分たちが感覚的にはわからないところがあり、しっかり勉強しないと現実には対話できないだろうなと思った。

Posted by ブクログ

2019/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

11月24日読了。著者の論文、寄稿文、エッセイ風なものまで種々雑多な文章を掲載。2016年初版なので、少し情報としては古いかもしれないが著者のイスラームに対する考察の軌跡が分かる。第1章の「アラブが見たヒロシマ」では、「日本は、「ヒロシマを世界へ」というメッセージを(安易に)打ち出すが「ヒロシマ」によって世界に何を伝えたいのかがはっきりしなければ、当然伝わらない」とし、アラブ諸国での理解は「原爆投下という悲劇を繰り返さないためには、「当然、二度と投下されないように力を蓄える」という決意を日本人が固めている、というものだという。これにはかなりのショックを感じた。 第8章「乱反射する鏡像」では、東洋的宗教はどちらかというとスピリチュアル的であり、イスラームやユダヤ教は立法主義的、キリスト教は律法主義的と霊性主義のはざまで緊張関係を保ちつつ解決すべき課題として対峙しているようである。 個人的には第6章のロレンス再訪(アラビアのロレンス)を興味深く読んだ。第9章『われわれにとって「イスラーム」とは何か』では井筒俊彦批判を試みているが、これは今現在も論争の中にあるのだろうか。議論の先が知りたい。

Posted by ブクログ

2017/04/10

[彼我の遠さを離陸点として]日本語でイスラーム世界を語ることはできるか,そしてできるとすれば,それはどのような方法に則るべきかを徹底的に考察した作品。著者は,『イスラーム国の衝撃』で毎日出版文化賞・特別賞を受賞した池内恵。 感覚的な表現になりますが,思考を本気で切り結んでいるな...

[彼我の遠さを離陸点として]日本語でイスラーム世界を語ることはできるか,そしてできるとすれば,それはどのような方法に則るべきかを徹底的に考察した作品。著者は,『イスラーム国の衝撃』で毎日出版文化賞・特別賞を受賞した池内恵。 感覚的な表現になりますが,思考を本気で切り結んでいるなというのがびしびしと伝わる一冊。文明間に横たわる絶望的な距離を正しく認識しながら,それでもそこから何とか前に進もうとする意志に研究者としての誠意と善意を感じました。決して易しい作品ではないですが,それでも読む価値は十二分にあります。 〜現在われわれが直面しているグローバルな思想的課題は,対話が成立することは自明ではないという前提を踏まえたうえで,いかにして摩擦を対立に発展させずに共存するかといった形でとらえたほうがよいのではないだろうか。〜 イスラーム世界を考える上で不可欠な一冊になることは間違いなし☆5つ

Posted by ブクログ

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