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我が詩的自伝 講談社現代新書2364

吉増剛造(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/04/01
JAN 9784062883641

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我が詩的自伝

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商品レビュー

3.7

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2023/08/13

実に「軽い」と思う。この言葉は時に「尻軽」「軽薄」といったイメージを呼び起こしやすいが、吉増剛造の佇まいはぼくの印象ではそういったネガティブな意味を帯びない。「軽々」としたフットワークでジャンル(詩や文学といった芸術的障壁、あるいは国境)を飛び越えてしまう「軽さ」を備えていると思...

実に「軽い」と思う。この言葉は時に「尻軽」「軽薄」といったイメージを呼び起こしやすいが、吉増剛造の佇まいはぼくの印象ではそういったネガティブな意味を帯びない。「軽々」としたフットワークでジャンル(詩や文学といった芸術的障壁、あるいは国境)を飛び越えてしまう「軽さ」を備えていると思ったのだ。ゆえに彼の詩も、しかめっ面をして小難しく読むよりもぼく自身が動きながら読むべきではないかとも思う。「自伝」というには系統立てて語られたものではなく、せっかちに話題はあっちこっちに動く。これを「うねり」と読むかはあなた次第

Posted by ブクログ

2016/08/22

すごくおちゃめな人。根底に流れているのが人間肯定の気持ちだから、この人の詩は心に明るく残りつづけるのだと思う。

Posted by ブクログ

2016/06/02

借りたもの。 詩人・吉増剛造氏が語る、自身の半生と、生まれた詩作が織り成す本。 大戦が始まり、敗戦と戦後復興の空気を生々しく語っている。時代の暗い雰囲気が自身の創作(変人気質の性格?生きづらさの正体?)の根幹にあることを強調する。 それを払拭するかのように?欧米の文化――聖書体験...

借りたもの。 詩人・吉増剛造氏が語る、自身の半生と、生まれた詩作が織り成す本。 大戦が始まり、敗戦と戦後復興の空気を生々しく語っている。時代の暗い雰囲気が自身の創作(変人気質の性格?生きづらさの正体?)の根幹にあることを強調する。 それを払拭するかのように?欧米の文化――聖書体験と洗礼が節目として語られ、そこから得たインスピレーションが、暗い雰囲気に紅一点のような、花を添えたのかも知れない。 ナルシズムと思える、自身の根暗な部分?を気取って語り、酒と女と声へのフェティシズムを惜しげも無く詩と言葉で語る。(アーティストとは皆そういう者なのかもしれない……) インターネットの網・その弱い繋がりの無い時代、精力的に人と関わる詩人や周りの人々の活力に圧倒された。今を生きている私には未だ得られていない感覚だった。 詩というもの―― 言葉から得られる音・響きと表記の形状が織り成す象徴的・抽象的な世界は、詩人の個人的な体験と、それに触れた人々が想起する、集合的無意識のようなものかもしれない。

Posted by ブクログ

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