1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

バベル九朔

万城目学(著者)

追加する に追加する

定価 ¥1,760

¥220 定価より1,540円(87%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2016/03/19
JAN 9784041034644

バベル九朔

¥220

商品レビュー

2.9

144件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/05/19

今迄読んだ万城目作品の爽やかユーモアと異なる設定。いつも同じ調子を望まない方も居るだろうが、独特の万城目ワールドは、それだけで個性的。だから、爆走して欲しい!

Posted by ブクログ

2024/05/11

"俺"こと九朔満大(きゅうさくみつひろ)は、五階建ての雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしている。祖父が建てたこのビルは三女の母が相続した。小説家志望の俺は会社勤めを辞め、小説一本に絞っている。だが管理人業務は多岐に渡り、毎日苦闘の連続だ。そんなある日、全身黒づ...

"俺"こと九朔満大(きゅうさくみつひろ)は、五階建ての雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしている。祖父が建てたこのビルは三女の母が相続した。小説家志望の俺は会社勤めを辞め、小説一本に絞っている。だが管理人業務は多岐に渡り、毎日苦闘の連続だ。そんなある日、全身黒づくめで目だけがカラスという女が現れて…。 デビュー前に、実際ビルの管理人をしながら小説家を目指していたという著者の自伝的要素を散りばめた前半部分はさすがに説得力があります。 "カラス女"が出てきた辺りから例によって破天荒な展開に突入しますが、いつものような軟着陸…とは言いきれない終わり方です。SF小説や幻想ファンタジーなどに耽溺したような人じゃないと、読み通すのは結構つらいかも。 それと、『バベル』を創り出した人物の持つ能力や、その源が湖にある…という設定などは、正直言って初見の読者には理解が及ばないでしょう。先に「偉大なるしゅららぼん」を読むことをお勧めします。主人公の名前に隠された秘密も、すんなりと理解できますから。

Posted by ブクログ

2024/02/20

母親の持ち物である雑居ビルの管理人として居座りつつ小説家を目指す主人公。 3年かけて書いた長編を新人賞へ応募しようとしていたその日、雑居ビルに異変が起きおかしな世界へ迷い込んでしまう。それは、雑居ビルを建てた祖父の作り上げた影の世界。しかもその世界が崩壊しかけているという。 元の...

母親の持ち物である雑居ビルの管理人として居座りつつ小説家を目指す主人公。 3年かけて書いた長編を新人賞へ応募しようとしていたその日、雑居ビルに異変が起きおかしな世界へ迷い込んでしまう。それは、雑居ビルを建てた祖父の作り上げた影の世界。しかもその世界が崩壊しかけているという。 元の世界に戻りたい、かつ影の世界の崩壊も回避したい。全くもって理解できない仕組みの世界に翻弄されながら主人公が奮闘する。 一言で言うと、不条理系なのか。朝起きたら虫になっていたようなカフカ的な後味。 結局、影の世界を維持する方法はわからないし、そもそもだれもいないなら精算して貰えば良いのだが、なぜ維持し続けたいのか。そして、自分はパラレル世界で生きていくのか、さらに元の世界に戻した少女はどうなるのか。 色々わからないことがありすぎて、もやもや。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品