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やがて海へと届く
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784062199254 |
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やがて海へと届く
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商品レビュー
3.6
86件のお客様レビュー
大きな震災で行方不明になったすみれと、その幼なじみ・真奈の心情、すみれの母親や恋人だった遠野くんのその後の様子が描かれた作品。すみれの"死"を受け入れられず、まわりの人たちと折り合いをつけられない真奈の気持ちが、とても痛々しく感じられる。しかし現実では、12年...
大きな震災で行方不明になったすみれと、その幼なじみ・真奈の心情、すみれの母親や恋人だった遠野くんのその後の様子が描かれた作品。すみれの"死"を受け入れられず、まわりの人たちと折り合いをつけられない真奈の気持ちが、とても痛々しく感じられる。しかし現実では、12年経った今でも、真奈と同じのような気持ちを抱いている人がいると思うと、簡単には片付けられない出来事だったのだ、とあらためて感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これは震災の救済文学なのだと途中までは思った。でも中盤を過ぎたあたりで思い直した。人間関係と人生の話。人は生きている限り誰かと関係を結ばなければならない。
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3.11の震災に関する話でした。 なんだか内容がリアルだなぁーと思ってたら、 作者は一人旅の時に被災されてたんですね。 なるほどなぁーと納得しました。 仲良しのすみれが、一人旅の時に 大きな震災にあってしまい、行方不明となる。 すみれの彼氏が部屋に残っていた すみれの持ち物を処...
3.11の震災に関する話でした。 なんだか内容がリアルだなぁーと思ってたら、 作者は一人旅の時に被災されてたんですね。 なるほどなぁーと納得しました。 仲良しのすみれが、一人旅の時に 大きな震災にあってしまい、行方不明となる。 すみれの彼氏が部屋に残っていた すみれの持ち物を処分すると言う。 持ち物を処分したら、あの子が本当にいないことを 認識しなければならない。 もしかしたら、生きてるかもしれないのに…。 苦しい、辛い思いをさせてしまった。 そこに、すみれがとどまっているように思ってた。 けど、すみれの彼氏は、すみれは歩いてると言う。 苦しい場所にとどまらず、歩いてるんじゃないか。 そう思うと、少し前に進めそう。 そんな話だった。 主人公目線で「今」を生きる話なんだけど、 所々、震災後のすみれ目線なのか、 主人公が勝手に思ってる死後のすみれ目線なのか 分からないけど、スゴく重い話が紛れ込んできて、 それが、話をワケわからなくさせられたー笑 好きな人は好きなんだろうけど、 私は想像力が豊かではないので、 なんだかワケわからないって感情しかなかったよ。 3.11関係の報道って、どうも苦手で…。 もちろん知らなきゃいけないことや 教訓とかあるだろうけど なんか、私自身が被災してないし、 ボランティアとかもしてないし、 何も貢献できてないのに、 なんか苦しかったり辛かったことを 見聞きしてもいいのかな…なんて 思っちゃってたんだよね。 でも、小説読んでみて、なんか「すーっ」と その世界に入れた気がするよ。 彩瀬まるさんの他の作品も読んでみるよ!!
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