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自由と秩序 競争社会の二つの顔 中公文庫

猪木武徳(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2015/09/01
JAN 9784122061705

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自由と秩序 競争社会の二つの顔

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商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2024/01/20

章ごとに難易度が異なる気がする。最初の部分は少し難しいが、あとになるにつれて一般的になる。ドイツについては、著者の体験が多くエッセイの様である。それは高等教育と経済学の章でも同様である。  学生が読むとしたら自分が読みやすいと思ったところから読む方がいいと思われる。  どこかで推...

章ごとに難易度が異なる気がする。最初の部分は少し難しいが、あとになるにつれて一般的になる。ドイツについては、著者の体験が多くエッセイの様である。それは高等教育と経済学の章でも同様である。  学生が読むとしたら自分が読みやすいと思ったところから読む方がいいと思われる。  どこかで推薦された本である。

Posted by ブクログ

2021/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

印象に残った記述 古典の役割を論じた箇所。 ”「古典を暗記せよ」といわれた時代もある。現代では無意味暗記や棒暗記は「反知性的」と考えられている。暗誦は創造力の敵とみなされるからだ。しかし、無意味暗記が知性の働きを準備するという側面があることを見落としてはならない。暗記して頭にたたき込まれた「形」があって初めて、「行間を読む」という知性の活動が可能になるからだ。その点で、「古典」を失った社会にとって、知性は衰弱の危険にさらされているともいえる。「形」を拡大したり、変形したりするためには、まず「形」そのものがなければならないからである。  古典があまり読まれなくなった。このことが知性の働きの前提としての「形」の喪失であるとすれば、現代社会が知性の枯渇に苦しむことはゆえなきことではない。厳密な知識や、何事も論証しなければ気がすまないといった精神に、今の社会は満ち溢れている。息苦しいほど理性的で論理的なのである。しかし、理性的で論理的であることは、人間のなかに隠された野性(野蛮)をコントロールするために重要不可欠ではあっても、それ自体は新しい問題を見つけ解決する力とはなりえない。むしろ理性的・論理的すぎるということは、時として野蛮を生み出す危険をはらんでいることでさえあるのだ。  ルーチンだけをたたき込まれると人間は保守的になる。そしてルーチンから逸脱するものに対しては何かにつけ反撥を繰り返す。したがってルーチンだけしか学びとらない頭脳は、変化に対して鈍感になるだけではなく、変化にどう対処すべきかを考える力を持ち合わせえない。”

Posted by ブクログ

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