1,800円以上の注文で送料無料

花咲家の旅 徳間文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

花咲家の旅 徳間文庫

村山早紀(著者)

追加する に追加する

花咲家の旅 徳間文庫

定価 ¥704

¥220 定価より484円(68%)おトク

獲得ポイント2P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/17(月)~6/22(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2015/08/01
JAN 9784198940003

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/17(月)~6/22(土)

花咲家の旅

¥220

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/10/17

「浜辺にて」 旅先は想い出が残る場所。 奮発し特注の品を作るまではいいが、それが壊れてしまった時に修理してもらうことを思うと少し考えてしまいそうだ。 「茸の家」 落ちてしまったところは。 どんどん知らない景色になっていく状況で冷静になどなれないが、止まって人目についた時に走るべ...

「浜辺にて」 旅先は想い出が残る場所。 奮発し特注の品を作るまではいいが、それが壊れてしまった時に修理してもらうことを思うと少し考えてしまいそうだ。 「茸の家」 落ちてしまったところは。 どんどん知らない景色になっていく状況で冷静になどなれないが、止まって人目についた時に走るべきじゃなかったな。 「潮騒浪漫」 語り始めた物語は異国の。 もしも全てが真実であったとすると、植物の助けがなければ無謀なことをして真相を確かめた後に死亡していただろう。 「鎮守の森」 何を対価にしたとしても。 誰にも知られることなく消えていってしまったが、護りたかった存在がどうなったのか知りたいと思わないのだろうか。 「空を行く羽根」 沈んでいった友人たちに。 大丈夫だと背中を押して欲しかったのだろうが、それは誰でもいいわけではなく「みんな」にお願いしたかったろうな。 「Good Luck」 どうしても阻止したい事。 わざわざ自宅を出てまでしていたのは人目の問題もあるだろうが、そうしてしまう理由が家にあったのかもしれないな。

Posted by ブクログ

2018/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

花咲家シリーズ第三弾。 今回のテーマは「旅」 なるべく遠くへ行くのもいいし、近くでもいいけれど、旅の意義は、日常を離れることだろう。 花咲家は仲のいい家族だけれど、それだけに、それぞれがお互いのためを思い、与えられた自分の役割をきちんと果たそうと無意識に努めている部分もあるだろう。 旅に出て一人になることは、家族には打ち明けられない自分の本当の気持ちと向き合う機会かもしれない。 合わせて、他の旅人のさまざまな思いも知る。 第一話 浜辺にて 店の改修工事のため、思わぬ休日ができた木太郎は、遠い昔の新婚旅行先を訪ねて、亡き妻を偲ぶ。 年老いた人の若き日に向けられた優しいまなざしがいい。 第二話 茸の家 白猫のお譲ちゃん・小雪の冒険譚と、一人ぼっちのお婆さんに寄り添う、故郷を遠く離れたものが抱く想い。 第三話 潮騒浪漫 今の自分の在り方と将来に悩むりら子。 子供たちに聞かせる、父・草太郎の冒険譚。 どうも、草太郎はファンタジーと一番近い所にいる人である。 第四話 鎮守の森 陸路半日かけて、遠い親戚が住むという街に旅したりら子。 旅から帰れなかった男の、家族を守る大きな愛。 第五話 空を行く羽根 茉莉亜は謎だ。自分のために旅することはないのか、やはり、茉莉亜の一番の旅は、母に反発して家を出ていた時代なのだろうか。 すでに、見守る人、母視点になっている気がする。 若い才能の羽ばたきを見守る。 第六話 Good Luck 桂も、飛び立つ前の人である。 そして、旅人ではなくなった人と、空港で出会う。 人生は終わりを迎えるまでのすべてが旅。 かなわなかった夢も、悔いの残る出来事も、消してはいけない、価値のある道程の一部分なのだろう。

Posted by ブクログ

2017/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 つかの間千草苑を離れ、亡き妻との思い出のある地へと旅立つ祖父の木太郎。黄昏時、波打ち際に佇む彼に囁きかけるものは(「浜辺にて」)。若さ故の迷いから、将来を見失ったりら子が、古い楠の群れに守られた山で、奇妙な運命を辿った親戚と出会う(「鎮守の森」)。ひとと花。緑たちの思いが交錯する物語。花咲家のひとびとが存在するとき、そこに優しい奇跡が起きる。書下し連作短篇全六話。 【感想】

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品