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今日はいぬの日

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/06/01 |
JAN | 9784041030318 |
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今日はいぬの日
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商品レビュー
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13件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
飼い主一家から虐げられていた日本スピッツのヒメは、流星雨の日に降ってきた足を齧ってからヒトの言葉を操れるようになった。 人間の都合で捨てられ、保健所で殺処分される犬猫がいることを知り、人間への復讐をするため手始めに飼い主一家の末っ子の雅史を下僕にする。 保健所で働く小高は仕事として犬猫の殺処分をするが、飼い主の身勝手で処分された犬たちの遺灰を飼い主の家に撒いて回っていた。 彼には忘れられない犬がいる。過去に不手際から安らかに送ってやれなかった犬。 ある日保健所に預けられた猫に会いに来た雅史とヒメと出会って、犬たちの復讐の騒動に巻き込まれることになる。 始めはヒメの飼い主一家の身勝手さにイライラしたけど、途中からヒメの悪質さと残虐さが恐ろしくなった。 人間の知識を得た犬による復讐劇というパニックホラーだけど、復讐心の根底にあるものは愛されたい、撫でてくれるだけでいいという人間への想いというのが悲しい。 せめてミコトは助けてほしかった…
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苦しい。つらいのに手が止まらず一気に読んでしまった。生き物を飼うなら愛すのが当然だと思っていたけれど、そういかなかったヒメといぬたちの話。パニックホラーだと思えない愛されなかった恨みの切実さが苦しかった。 単行本版のタイトルについている「今日は」の「今日」は、ヒメが友達の期待をした日、置いていかれたあの日、そして息絶えた今日、なんだな……。 改めて動物に真摯に向き合わないといけない、と思った。ここまでの覚悟を決められないので、生き物を飼うことはないだろうけれど。スズちゃんが救われたのか、呪えなかったことに絶望したのか、わからないけれど愛されていてそれを理解していてよかった。
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コロナ禍で犬猫を飼い始めて飼いきれなくて手放す人が多いという今こそ読んでほしい本。 食事も与えられず散歩にも行けず家族中から無視されている日本スピッツのヒメ。ある時庭に落ちてきた石を口にしてから人の言葉が喋れるようになった…。 表紙の印象と違ってホラーっぽい話なのかなとは思って読...
コロナ禍で犬猫を飼い始めて飼いきれなくて手放す人が多いという今こそ読んでほしい本。 食事も与えられず散歩にも行けず家族中から無視されている日本スピッツのヒメ。ある時庭に落ちてきた石を口にしてから人の言葉が喋れるようになった…。 表紙の印象と違ってホラーっぽい話なのかなとは思って読み始めたものの、(あながち間違ってもいないのだけれど)最近めっきり涙脆い私は涙が止まらなかった。過去に動物と暮らしたことのある人ならもしかしたら共感してもらえるかもしれない。過去に暮らした子たちは悪くない生涯だったと少しでも思ってもらえただろうか、そんなことを考えてしまう。
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