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桜の首飾り 実業之日本社文庫
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桜の首飾り 実業之日本社文庫

千早茜(著者)

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桜の首飾り 実業之日本社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2015/01/01
JAN 9784408552095

桜の首飾り

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商品レビュー

3.7

26件のお客様レビュー

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2024/05/02

桜と人生をめぐる短編集。 春にぴったりな作品だと思い手に取りました。桜がモチーフとなり、千早さんならではの幻想的な描写が楽しめました。 それぞれ変わった人たちが登場し、その人と関わり心が繋がる瞬間に、なにか救われたような気持ちになる作品でした。

Posted by ブクログ

2024/02/29

千早さんテイスト満載な一冊でした。 艶めかしくダークで、とても純粋で正直な登場人物がたくさん。 ”危ないって思うまでは目を奪われることを恐れなくていい。『異形のものに神宿る』と申しますでしょう。何が良くて何が正しいかなんて一概に言えません。昔の人は今よりずっと大らかでしたよ。”...

千早さんテイスト満載な一冊でした。 艶めかしくダークで、とても純粋で正直な登場人物がたくさん。 ”危ないって思うまでは目を奪われることを恐れなくていい。『異形のものに神宿る』と申しますでしょう。何が良くて何が正しいかなんて一概に言えません。昔の人は今よりずっと大らかでしたよ。” ”露悪的に見えても遠回りしているように見えても、それは完成するために欠かせない工程なのです” ”無理して自分を納得させなくていい。生涯、自分の幽霊を見るような生き方はしなくていい” 私は桜が好きだろうか?? 桜の思い出はいくつかある。 でも、その桜の光景ではなく、思い出すのは誰と一緒だったかだけだったりする。

Posted by ブクログ

2024/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

千早さん作品では珍しく、大切な人とつぎの約束があった。2度と会えなかったりしなかった。正直、私は桜があんまり好きじゃない。毎年「美しさ」を人間にしゃぶり尽くされて、アスファルトで黒ずむ花びらを見ると目を背けたくなる。私の喜びは、誰かの苦しさを踏みつけた上にあるんだろうなと自覚してしまう。どこまでを世の摂理として受けいれるべきなのか、最近よくわからない。 ・画びょうで壁にぎゅっと貼りつけるような言い方 ・人間なんて単純なものです。自分にとって価値があるものにね、金や時間を注ぎ込むんですよ。 ・人が完全にわかり合うことはできないと私は思う。でも、繋がることはできる。美しいもの、優しいもの、鮮烈なもの、そういった心動かすものに触れた時、人の心は一瞬溶ける。そんな時に共感する誰かに出会えたなら、とても幸福なことだ。その瞬間はきっとその人の支えになるだろう。

Posted by ブクログ

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