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明日戦争がはじまる 宮尾節子アンソロジー
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル |
発売年月日 | 2014/12/05 |
JAN | 9784797672916 |
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明日戦争がはじまる
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
◆Twitter経由で知った詩集。「明日戦争がはじまる」ーータイトルのリアリティに惹きつけられた。そんなこと、あるかもしれない。もうそれは明日なのかもしれない…読まずにはいられなかった。◆読んでみて私の心に語りかけてきたのは、ネットで見かける反戦・反原発などの政治的煽り文句とは異なるところにあった。それは「言葉」への想いと信頼。盲点になっているけれど在るもの、を「在る」と言葉で光をあててあげることーーattitudeはその先にあるのだ。 ◆今回の読みのfavoriteの中でも特別なもの5篇。 「帰り道」(そう。わかったつもりで繰り返しちゃうから、悔しい。) 「慄え」(大切な人たちに最も伝えたかったこと。攻撃する言葉は両刃の剣。言葉を粗末に扱うことは、自分を粗末にするということ。) 「ありがとう」(ちょうど今、個人的に沁みるよ…) 「陽があたる」「ポートレート(又は月日)」(この二つの詩は同じに思える。わたしの理想・目標そのままだったので、出会えてとても嬉しかった。悲しいわたしが笑うのは、あなたの視線がわたしの悲しみに光をあててくれるから。わたしの言葉もあなたの悲しみに陽射しを届けてあげることができたならよいのに…)
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詩集です。タイトルの詩も衝撃的なのですが、「慄え(ふるえ)」といういじめの詩もドキッとさせられました。「いじめは大丈夫?」と訊かれると「うちはされていないはず」と答えるのは妙だという作者。いじめはされている子よりしている子の方が多いはずなのに。 あっと思いました。耳に痛い言葉が並びます。 詩は研ぎ澄まされた言葉の羅列なので、心に響きますね。
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