1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

べんけい飛脚

山本一力(著者)

追加する に追加する

定価 ¥1,980

¥220 定価より1,760円(88%)おトク

獲得ポイント2P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/3(月)~6/8(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784104606078

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/3(月)~6/8(土)

べんけい飛脚

¥220

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作「かんじき飛脚」の続編と言うか、外伝と言うか、今風に言うとスピンオフなんだろうけど。 本作は前作で大活躍した、加賀藩御用達の三度飛脚がちょっと奥に引っ込み(それでも重要な活躍場面はあるんだけど)、若き戯作者の書く入れ子構造の劇内劇がもっぱらの焦点。 入れ子にしたこと自体、構成を楽しむ妙味はあるんだけど、物語の焦点がややぼやけてしまったのは残念。伏線とその回収が分かりやすく書かれているのに、肝心の「じゃ当面さしあたっての問題はどうなったの?」のがクライマックスでボヤける。 こっから、ぶっちゃけ大ネタバレかくけど… 松平定信の気持ちは収まったのか?大店商人伊兵衛の回顧だけでは済まないとこじゃないのかなぁ…そこ暗示するにしても、もっとすっきり書いて欲しかった。性善説な小説を書いてる一力作品なら、ここをボヤかすと読者としては煮え切らないぞ。

Posted by ブクログ

2015/04/18

江戸時代、前田藩の窮地を救うために藩御用の飛脚たちが中山道を走りぬきます。飛脚だけではありません。 前田藩の殿様綱紀は、江戸でも国許でも、また参勤交代の時も、屋敷を抜け出して町民の姿に身をやつし、市中を歩き、民の姿を自ら見て歩きます。若い将軍吉宗のために誠心誠意尽くします。吉宗も...

江戸時代、前田藩の窮地を救うために藩御用の飛脚たちが中山道を走りぬきます。飛脚だけではありません。 前田藩の殿様綱紀は、江戸でも国許でも、また参勤交代の時も、屋敷を抜け出して町民の姿に身をやつし、市中を歩き、民の姿を自ら見て歩きます。若い将軍吉宗のために誠心誠意尽くします。吉宗もまた綱紀を心から尊敬し、みずからの後見人であるとまで考えます。 綱紀は、将軍吉宗を源義経にそして自分自身を武蔵坊弁慶になぞらえます。 中山道をひたすら走り抜いて、命がけで大切な書状を届けてくれた飛脚たちに感謝を惜しみません。ひとりひとりが自分自身の源義経のために武蔵坊弁慶となって自らの命をかけて支え合います。この小説の中で描かれているのは、自分に与えられた仕事を忠実にしかも誇りを持ってやり遂げる男たち女たちの姿です。このような人々によって、この国は昔から支えられているのです。

Posted by ブクログ

2015/04/17

「かんじき飛脚」の続編だと言うことを知らずに読んだのですが、そんなハンデをものともしない、相変わらずレベルの高いお江戸人情物語。唯一の欠点は、「かんじき飛脚」を読む楽しみがなくなったって事かな?。もちろん俺のせいなのですが。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品