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宇宙の眼 ハヤカワ文庫SF

フィリップ・K.ディック(著者), 中田耕治(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2014/09/01
JAN 9784150119751

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商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

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2023/01/06

陽子ビームの事故により、別の世界に行ってしまった人たちの話。 別の世界ではなく、他の人たちの意識化の世界で、困難に立ち向かう。 最初からテンポよく面白かった。

Posted by ブクログ

2021/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まあ、パラレルワールドもの。 粒子加速器の事故に巻き込まれた8人が、相互の内面世界を体験することになる。 最初は、退役軍人シルヴェスターの内面世界で、第二バーブ教なるカルトが支配していて、護符などが機能する宗教世界。次は、イーディス・プラチェットという保守的婦人の内面世界で、興味のないものとは不愉快なものはどんどん消していく。その次はリーズという地味な書店員の内面世界で、被害妄想、家が生きていて人を飲み込んだりする。最後は、主人公ハミルトンの妻マーシャをコミュニストとして訴えた警備員マックフィーフの内面世界で実は彼自身がコミュニストで、資本主義に対して戦いを挑んでいる。 こういった世界を遍歴して、主人公は最後に〝現実〟に戻ってくるが、赤狩りで解雇された職場を見切って、協力して困難を乗り切ってきた黒人ロウズと企業するところで終わる。ロウズは物理学の学位を持っていて、主人公は電子工学の専門家である。 誰かの意志のなかで生きているという感覚は、赤狩りや文化大革命などを生きた人々はもっていたのかもしれないなと思う。現代のネット世論に忖度する生活を送る人々も誰かの意志のなかで生きているのかもしれない。

Posted by ブクログ

2021/02/04

ディックの出世作となる初期長編。 目に見えている現実が崩れていくような、ホラーじみた感覚から読者を引きずり込んでいく作風はこの時点ですでに強烈だ。主人公が目的を達するために戦いを挑む、全体としてはつかみやすいストーリー展開。ワクワクのピークはタイトル回収のところまで、中盤以降はイ...

ディックの出世作となる初期長編。 目に見えている現実が崩れていくような、ホラーじみた感覚から読者を引きずり込んでいく作風はこの時点ですでに強烈だ。主人公が目的を達するために戦いを挑む、全体としてはつかみやすいストーリー展開。ワクワクのピークはタイトル回収のところまで、中盤以降はイメージを奔放にぶちまけたような描写が続き、やりたい放題感に少し笑ってしまった。 読んでいて思い出した映画は『インセプション』。ラストの不安感は様式美?

Posted by ブクログ

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