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とある飛空士への誓約(6) ガガガ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2014/08/01 |
JAN | 9784094515060 |
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とある飛空士への誓約(6)
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商品レビュー
3.9
12件のお客様レビュー
目に見える範囲での空戦の描き方は夜想曲に近い。 それ以外の部分では??となる場面が幾つか。 物語はようやく第二部を終え、第三部へ。どこまで続くのか。
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いやこれは苦しいなあ。 飛空士シリーズ史上、最も苦しい戦いだった気がする。 それは戦いそのものの苦しさではなく、愛おしい人や大切な人と戦わなければならないことの苦しさ。 こんな展開は今回が初めてだ。 前半はバラバラになったエリアドールの7人のそれぞれ動向が語られて行く中に、ニナ...
いやこれは苦しいなあ。 飛空士シリーズ史上、最も苦しい戦いだった気がする。 それは戦いそのものの苦しさではなく、愛おしい人や大切な人と戦わなければならないことの苦しさ。 こんな展開は今回が初めてだ。 前半はバラバラになったエリアドールの7人のそれぞれ動向が語られて行く中に、ニナの決意と動向が挟まれる展開。 けれど、次第に物語は清顕とイリアの避けられない決戦へと突き進んでいく。 大切な人と戦わなければならない現実を、かつて模擬空戦でも最初は撃つことができなかった清顕にそう簡単に割り切れるわけはないのだ。 だから、かつての仲間と戦う清顕の心の痛みにこちらも苦しくて苦しくて仕方なかった。 一体なんで両国はこんな戦争を戦わなければいけないのかとの想いが湧いてきた。 それでも、結局二人の一騎打ちは、激しく、苦しく、愛おしく、繰り広げられる。 それはもうこの物語の初めから決まっていた二人の運命なのだ。 空戦のなかで通い合う二人の想いがとても苦しい。 結末はある程度予想していたとはいえ、その決着にやはりホッと胸をなでおろした。 そしてラスト、離れ離れだった仲間のうち3人が、いやバルタも入れれば4人が再び集う未来が示された。 苦しい苦しい展開は一つの終わりを迎えたのだろう。 ならばこの先には、新しい未来が待っているはずだ。 きっと希望のある未来が待っていると信じたい。 でも次巻は取り敢えずニナを巡るお話が中心だろうか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
秋津連邦とセントヴォルト、少し前まで共闘していた勢力が本格的に対立したことで清顕とイリアも戦うことになったわけだけど、ある程度覚悟ができていたイリアに対して一度目の空戦で逃げてしまった清顕はちょっと情けない。顔見知りや大切な人を撃ち落とすことに躊躇があるとはいえ爆撃機を前にして戦線離脱してしまうのは飛空士としてNGだろうと思ってしまうのは私がまだこの作品にそれ程感情移入していないからだろうか? 二度目の空戦ではきちんと戦ったけど、それが限界だったのかな。イリアとの決着を付けたいという気持ちはあったんだろうけど撃ち落としたいとまでは思えなかったんだろうな。 これからイリアと共に所属するであろう旧シルヴァニア王国では殺しあう以外の空戦を見せてくれたりするんだろうか? 一方のニナも風の力を失うと引き換えに王位に就くことに。どう考えても政治屋も居ないし、取引材料も持ってなさそうな陣営だけど大丈夫だろうか?
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