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図書室の魔法(上) 創元SF文庫

ジョー・ウォルトン(著者), 茂木健(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2014/04/28
JAN 9784488749019

図書室の魔法(上)

¥220

商品レビュー

3.6

34件のお客様レビュー

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2023/12/23

1979年.モリは双子の妹を亡くし、母からは攻撃を受けている。全寮制の学校に入ることになったモリは孤独な毎日を送りながらも大好きなSFやファンタジーを読み漁り… 今上巻を読み終えたところ。 SFやファンタジーの解説や要素が沢山散りばめられています。 とくにトールキンの『指輪物語...

1979年.モリは双子の妹を亡くし、母からは攻撃を受けている。全寮制の学校に入ることになったモリは孤独な毎日を送りながらも大好きなSFやファンタジーを読み漁り… 今上巻を読み終えたところ。 SFやファンタジーの解説や要素が沢山散りばめられています。 とくにトールキンの『指輪物語』はあちらこちらで引用されているので、読んだことがある人の方が断然面白いと感じると思います。その他『ナルニア国物語』、ル・グイン、フィリップ・K・ディックやアーサー・C・クラーク、スターウォーズまでSFやファンタジーの有名どころが、いーっばい出てきます。 私は、『指輪物語』の映画3部作を観たことはあるものの、トールキン1冊、ハインライン1冊しか読んだことがなく、モリたちが本の書評を語るシーンでは、全くついて行けない状態ですが、それでも十分面白いです。 フェアリー(妖精というより自然の中の精霊のイメージ)が見えるモリ。身体と心が成長してもフェアリーは見えるのか。 通常でない方法でできた友情でモリは大丈夫なのか。 母はどうしてモリを攻撃してくるのか。父や親戚とはどうなるのか。 そしてモルの魂は… 気になります…とっても。明日まで待てません。 今から図書館へ下巻を借りに行ってきます!

Posted by ブクログ

2023/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「喪失と孤独を抱えた聡明すぎる少女を救ったのは、本との出会い。秘密の日記に綴られた青春を静かな筆致で描く、ヒューゴー賞・ネビュラ賞・英国幻想文学大賞受賞作。」

Posted by ブクログ

2022/10/22

1979年。家を出て、父を頼って中学(高校?)に入ったモルウェナ。叔母や従兄弟に世話になりながら、学校に通う。事故で失った妹のことを思いつつ、古本と図書館を通じて、SFを読み漁る毎日だが、友人や図書館の司書を通じて交友が広がっていく…。 イントロのわかりやすい小話の後に「このあ...

1979年。家を出て、父を頼って中学(高校?)に入ったモルウェナ。叔母や従兄弟に世話になりながら、学校に通う。事故で失った妹のことを思いつつ、古本と図書館を通じて、SFを読み漁る毎日だが、友人や図書館の司書を通じて交友が広がっていく…。 イントロのわかりやすい小話の後に「このあとはこのような読みやすい文章はない」と綴られているとおり、モルウェナ(モリ)による一人称の日常と思考が日記のスタイルで続いていく。客観的な情景描写がないため、モリのかってに想像している世界の話なのか、そういう物事が起こっているのかがわかりにくい。 本作の少なくとも上巻で、どうしても拭いきれない部分はそこである。本当にフェアリーはいるのか。母親が魔女で、モリに呪いをかけているのは本当なのか。そもそも魔法は存在するのか。双子のモルは本当に存在したのか。 根本の部分を信じてよいのかどうなのかわからぬまま読みすすめることになるうえ、序盤に3人のおば、実の父、別の父、祖父と祖母などイギリスらしいめんどくさいファミリーのお約束が羅列される。イギリス物ってこれが面倒なんだよな。その家を出ればいいのに、トラブりながら家にいる。トラブルが有るからお話が出来るのか。 また本作の面白いところでもあり、ほとんどの人にとっては知ったこっちゃない話が、日記の1.5回に1度は出てくるSFの話である。というか、本の感想。トールキン『指輪物語』をある意味頂点に据えているモルウェナと、その友達。そこにティプトリーJr、ル・グイン、アシモフなどのSFやファンタジーの作家に対する思い入れがこれでもかと詰められており、その話の2回に1回くらいはニヤリと出来なければ、ただ鬱陶しいだけであろう。 とりあえず、上巻が終わった時点では日常のドラマの話なのか、ファンタジーに片足を突っ込んでいるのかの判断がつかない。ましてやSFの部分に関しては、創元SF文庫である以外の内容はない。 上巻の後半になって女学生の日常からドラマは動き始め、理解しやすくはなっているが、ここで面白いかっていう判断ができる人はいないだろう。 ただ、ちょっと可愛らしい表紙につられて買うと、かなり痛い目にあう作品である。 余談「ヒューゴー賞ネビュラ…受賞」って、表紙のど真ん中に書くものかね。あと、「Among Others」からこの子供が手に取りそうなタイトルにしたのもやや疑問。子供向けではない。なお、訳は読みやすい方だと思う。

Posted by ブクログ

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