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豊乳肥臀(上) 平凡社ライブラリー803

莫言(著者), 吉田富夫(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2014/01/14
JAN 9784582768039

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商品レビュー

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2021/07/17

タイトルがアレですが、エロい本ではありません笑。 て表紙こんなだっけー!? お気に入りのブックカバーしてたから気づかなかった! 冒頭の人間とロバのお産が気持ち悪くて電車で吐きそうになった。しかも長い。 何とかそこを乗り越えたら、耐性がついて後のグロい箇所は慣れたもの。 なるべく...

タイトルがアレですが、エロい本ではありません笑。 て表紙こんなだっけー!? お気に入りのブックカバーしてたから気づかなかった! 冒頭の人間とロバのお産が気持ち悪くて電車で吐きそうになった。しかも長い。 何とかそこを乗り越えたら、耐性がついて後のグロい箇所は慣れたもの。 なるべく想像しないで読み進めた。 全体的に描写が長い。 臭い汚い気色悪いの3Kに時々空模様。 それで600ページのボリュームになっている。 そして下巻が同じくらいの分厚さで仁王立ちしている…。 まだ上巻なので内容については下巻で。 中国の歴史・政治と摩訶不思議が入り混じり、今まで読んだことない量の乳房と乳首の登場。独特すぎる。 登場人物の中国読みが覚えられなくて、最初は何度もページを戻って確認しながら読んでいたが、だんだん覚えられてきたのが少し嬉しい。

Posted by ブクログ

2017/05/03

ノーベル賞と聞いて身構えて読んでた感はあるけれど、割とオーソドックスな小説だと思う。 上巻では、日中戦争の流れを濃く写しとりながら7人の姉たちのそれぞれの半生を見せていく。僕は細雪を思い起こしていた。あんな絢爛な舞台ではないが、地元の有力な家ではあり、その社会的な地位の変動が個...

ノーベル賞と聞いて身構えて読んでた感はあるけれど、割とオーソドックスな小説だと思う。 上巻では、日中戦争の流れを濃く写しとりながら7人の姉たちのそれぞれの半生を見せていく。僕は細雪を思い起こしていた。あんな絢爛な舞台ではないが、地元の有力な家ではあり、その社会的な地位の変動が個人に落としていく影とか。ただしこちらは生臭い。そして、死が近すぎる。 姉の中では鳥の巫女になった話が特に印象的だったかな。狂人への畏れとそこにある美しさは確かだ。我々は狂ってないフリをして美しさだけ戴こうとする。 主人公はまだ青年にもなっていないまま上巻を終えてしまった。いや、上巻の半分くらいは赤ん坊であったような気がする。誰かが爆死してもお乳が飲めないことに恨み言を言うような主人公の視点が延々と続いていたのだ。 これは確かに、並々ならぬ筆の体力だと思う。

Posted by ブクログ

2014/07/16

莫言の代表作となる一冊。内容が猥褻だからという理由で、中国では出版禁止になったとの事。しかし、友人に聞けば、特に出版禁止にもなっていないし、中身を読めば、何ら猥褻の度が過ぎるということもない。どちらかというと、日中戦争やその後の国民党との争いの中で、現政党が行った卑劣な振る舞いが...

莫言の代表作となる一冊。内容が猥褻だからという理由で、中国では出版禁止になったとの事。しかし、友人に聞けば、特に出版禁止にもなっていないし、中身を読めば、何ら猥褻の度が過ぎるということもない。どちらかというと、日中戦争やその後の国民党との争いの中で、現政党が行った卑劣な振る舞いが描写されており、それが問題になったのでは?ノーベル賞を受賞した莫言は、公平な視点の持ち主である。ちなみに彼は1955年、山東省で生まれた。 舞台は彼の自叙伝をも思わせる。戦時から戦後。山東省で生まれた赤子の視点で綴られる。本著のポップにもなっている、おっぱいフェチだが、キャッチコピーがあまりに軽率と言わざるを得ない。登場人物のその性癖が小説を紡ぐ一本の縦糸の役割をしているのは確かだが、スポットを当てるべきは、そこではない。少なくとも上巻で際立つのは、多くの娘を持ち、戦争と逞しく戦う母の力。その娘の嫁ぎ先が、それぞれの軍の重鎮であるという設定の面白さ。娘婿の男らしい生き様、だろう。最近読んだ小説の中では群を抜いて、筆に力がある。オススメできる小説である。

Posted by ブクログ

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