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書物紗幕 講談社ノベルス

赤城毅(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2014/01/09
JAN 9784062990066

書物紗幕

¥660

商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2020/10/01

書物狩人シリーズ、8作目。そして今作が最終巻。 舞台は日本の長崎県五島列島の一孤島。最終巻である今作では、この地でル・シャスールと宿敵ミスター・クラウンの最終対決が行われることになります。今作の主役となる稀覯本は、かつて隠れキリシタンの里となっていたこの島の旧家に伝わる「呪いの...

書物狩人シリーズ、8作目。そして今作が最終巻。 舞台は日本の長崎県五島列島の一孤島。最終巻である今作では、この地でル・シャスールと宿敵ミスター・クラウンの最終対決が行われることになります。今作の主役となる稀覯本は、かつて隠れキリシタンの里となっていたこの島の旧家に伝わる「呪いの書」。私が思うこのシリーズの醍醐味は、1冊の本に隠された裏歴史を知れるところであり、どこまでが真実でどこまでが創作か見極めるのも楽しみ方の一つであったのですが、今回は隠れキリシタンの歴史や風習に関しては興味深く読めたものの、かの預言者との絡みは面白味はあったけれども真実味は全く感じなかったのが残念なところ。あくまでも、今作の主題は二人の対決にあり、そのためのミステリだったのかな。二人の対決の結末が、二人の関係性通り、ライヘンバッハの滝をもじっているのであれば、ル・シャスールがあのホームズのようにいつか帰還してくれることを願います。

Posted by ブクログ

2015/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズもこれで最後かと思うと寂しいです。 書物に関するこういう世界が本当にあるとかもしれないと想像するのは楽しく、あまり難しい本は読まない私ですが毎回歴史の勉強にもなったり面白かった。 ル・シャスールがまだ生きてどこかにいることを私も信じたい。

Posted by ブクログ

2015/03/29

ル・シャスールの物語も最終巻。 紗幕というタイトルが、書物狩人とミスター・クラウンの存在を象徴してますね。 見えるようで見えない薄さ。オモテとウラを行き来する彼らにぴったしです。 ミスター・クラウンとマスター・キートンの意外な相似。30年もすれば、次代のル・シャスールの目標と...

ル・シャスールの物語も最終巻。 紗幕というタイトルが、書物狩人とミスター・クラウンの存在を象徴してますね。 見えるようで見えない薄さ。オモテとウラを行き来する彼らにぴったしです。 ミスター・クラウンとマスター・キートンの意外な相似。30年もすれば、次代のル・シャスールの目標となった可能性のある書物かもしれません。 歴史に葬られた、世に出すべきでない書物を探し出す、という書物狩人の仕事からして、実現していたんじゃないかなと思いますね。 そうはいっても終幕。 本を巡るミステリーとして、もと続けて欲しかったのに、残念です。

Posted by ブクログ

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