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JR崩壊 なぜ連続事故は起こったのか? 角川oneテーマ21

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2013/12/14 |
JAN | 9784041106747 |


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商品レビュー
2.8
5件のお客様レビュー
2011年から13年にかけて、JR北海道で相次いで起こった脱線事故や車両の不具合の原因を分析し、安全が担保できない程の経営難であることを含め、JR北海道が抱える構造的な問題を指摘した本。事故の解説については技術的なことも含め、鉄道経営の話についてはデータを駆使して、問題点と筆者...
2011年から13年にかけて、JR北海道で相次いで起こった脱線事故や車両の不具合の原因を分析し、安全が担保できない程の経営難であることを含め、JR北海道が抱える構造的な問題を指摘した本。事故の解説については技術的なことも含め、鉄道経営の話についてはデータを駆使して、問題点と筆者の提言がなされる。 『JR崩壊』というのは物騒、というか落ち着かないタイトルだとおれは思ったが「JR北海道をはじめとする鉄道事業者が共通して抱える問題を放置しておくと、いずれ危険な状況に陥るから改めなければならないとの願いを込めたもの」(p.195)らしい。正直鉄道の経営とか、あるいは北海道についても全然馴染みがないので、読むのに苦労するのかと思ったし、実際興味の持てないデータの話も多々あったけど、主張自体は明確で読みやすい。なんといっても国鉄民営化、でJRグループが出来たけど、「経営状況が脆弱」なJR三島会社(JR北海道、四国、九州)&JR貨物と、本州にあるJR東日本、西日本、東海の二分化できる、というのが、印象に残った。ロゴの色が違う、とかそういう話ではない、ということが分かる。 第3章までは筆者の分析や提言だが、第4章は「識者の意見」として交通評論家、という肩書の人と元JR九州の社長の2人が現在と今後のJRについて語る章になっており、この章は極めて分かりやすく、興味深く読めた。特にJR九州の元社長の話は「常に改革し続けていかなければ改革ではない」(p.168)とか、「消費者が何を基準に選ぶかと言ったら理性的な価値ではなくて、感性的な価値で選ぶ」(p.177)とか、「現場と現物と現実」の「三現主義」(p.183)とか、ビジネス書みたいになっている。「ななつ星」をヒットさせる思想、というのが経営を立て直したハウステンボスやUSJの話みたいで、面白かった。確かにJR北海道だってこの元社長の言うように「開拓使的な原野的なロケーション」(p.190)を活かしたビジネスなんてできそうだけどなあ、と思うけど、同時に経営はそんなに簡単なものじゃない、というのも分かるし、もう1人の識者も言うように「技術屋さんと営業屋さんと労務屋さん」(p.144)のバランスが悪いということで、そういう発想に至らないという、まさに構造的な問題というのもあるらしいので難しい。 今から7年前、なので、こういう不祥事を受けて今はどういう状況になっているのかよく分からないということと、北海道はよく分からないのでJR東日本の場合はどうなのかということを知りたいと思った。(20/09/18)
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民営化の中ですべてがうまく行ったわけではないことがよくわかる一冊。特にJR北海道含む三島各社と貨物の状況はなお厳しい。べき論だけで片付く話ではないことを認識しつつ、鉄道事業の存在意義を再認識するべき時であると思う。
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久々に質の低い本を読んでしまったなーと。既存のレビューとも重複しますが、下記の点が問題。 ①看板に偽りあり 『JR崩壊』と言っているが、JR北海道のことしか書いていない。冒頭で、JR北海道の問題は他のJR各社にも当てはまる、だからタイトルはこうだ、というロジックで論が始まるのだ...
久々に質の低い本を読んでしまったなーと。既存のレビューとも重複しますが、下記の点が問題。 ①看板に偽りあり 『JR崩壊』と言っているが、JR北海道のことしか書いていない。冒頭で、JR北海道の問題は他のJR各社にも当てはまる、だからタイトルはこうだ、というロジックで論が始まるのだけれど、いざ読んでみると北海道の寒さでディーゼルがどうこうとかポイントがどうこうとか、沿線の距離とかがどうこうとか、ほとんどJR北海道固有の問題についてしか述べられていない。加えてJR北海道固有の問題とJR全体の問題が混同されている。そりゃ最後、有識者にも「こんなタイトルになるなんて」って驚かれますよ。 ②出典が不明 途中で「JR東・西日本は整備新幹線の運用を歓迎していない」みたいな記述がありますが、ソース不明。こういうのが随所にあって、公表データと一部へのアンケート送付以外、ほとんどまともに取材していないことがわかる。 ③論理があまりに稚拙 JR北海道との比較に、観光資源としての価値も維持費も物価もまったく違うスイスの山岳鉄道を引き合いに出したりと、やりたい放題。そして結論が「料金を上げれば黒字になる」というのだから、唖然呆然。著者は本当に専門家なのかと。この著者の意見は、最終章で出てくる堀内氏、石井氏のコメントにより、あっさり否定されています。 このように著者の取材やタイトル設定、肝心の論評があまりに稚拙ですが、客観的に見ればJR北海道で起こった事実関係を把握できる資料的な意味はあり、さらに堀内氏、石井氏による著者の主張を否定する、著者の論よりはロジカルなコメントを隠すことなく掲載しているので、☆2つ分の価値はあると思います。 著者の梅原氏、他の著書はなかなか好評のもあるみたいだけど、この本に関しては書いてることが本当にひどいです。この本のせいで仕事なくなるんじゃないかってレベル。
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