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ぼくは本屋のおやじさん ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2013/12/12 |
JAN | 9784480431196 |
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ぼくは本屋のおやじさん
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商品レビュー
3.7
22件のお客様レビュー
ふと、早川義夫さんのエッセイのことを思い出して未読だった本書を読む。 早川 義夫 1947年東京生まれ。 歌手(1967〜69年)、元書店主(1973〜95年)、再び歌手(1994年〜) 2018年5月、鎌倉歐林洞でのライブを最後に再び活動を休止。 2019年3月、公式サイトで...
ふと、早川義夫さんのエッセイのことを思い出して未読だった本書を読む。 早川 義夫 1947年東京生まれ。 歌手(1967〜69年)、元書店主(1973〜95年)、再び歌手(1994年〜) 2018年5月、鎌倉歐林洞でのライブを最後に再び活動を休止。 2019年3月、公式サイトで妻・静代の逝去を報告。 2020年に出版した『女ともだち ―靜代に捧ぐ』で、妻の闘病生活が音楽活動再休止の理由だと記している。 こう書くとちょっと変わった経歴の、良い人のように聞こえるが、この夫婦はかなり変わっている…というかぶっ飛んでいる(^◇^;) 結ばれるべくして結ばれた二人であるのは疑いようもないけど。 どちらも他の人とでは夫婦に成り得なかった二人ではあるんだろうな。 はい。どんどん読みますw
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ユートピアだと思ったところが全くユートピアではなかった。それでも生きていかざるを得ない。後ろ向きなのだけれど前向きになる。教訓的でないのだけれど教訓的な示唆に富んでいる。働くということは、人間の中で生きるということは楽なことではないのだ。それでも早川さんは人間が好きなのだろう。な...
ユートピアだと思ったところが全くユートピアではなかった。それでも生きていかざるを得ない。後ろ向きなのだけれど前向きになる。教訓的でないのだけれど教訓的な示唆に富んでいる。働くということは、人間の中で生きるということは楽なことではないのだ。それでも早川さんは人間が好きなのだろう。なんだかぼんやりと読み進めてしまった早川義夫の早川書店時代のエッセイ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
伝説のロックバンド「ジャックス」。俺ですら知ってる日本のロック黎明期の代表的なバンドのリーダー早川義男がバンド解散後、なんと街の小さな本屋を営んでいたのである。 …って、これはロックマニアと一部読書愛好家には有名な話であったらしい。その早川義男の書店経営の苦労話をつづったのが本書。音楽に関わる話にはほとんど触れていない、知らずに読めば、ロックの匂いすらしない本書である。 しかし、日本の書籍流通はひどかったんだなぁと、今更ながらに思う。そりゃアマゾンに席巻されるし、キンドルが根付く風土にもなるわけだ。出版社、卸、小売、消費者…誰もが苦労しつつ誰もが甘えていた業界だったわけだ。これでは文化も根付かないはずだ、というより、よく今まで活字業界がか弱くもたくましく生き残ってこれたものだと思う。 色んな業界で、こういう歪みがあるんだろうけど、歪みをそのままにしておけばどこかで壊れる。書籍の世界にあっては怪物アマゾンがその破壊の一翼を担ったんだろう。大きな被害を被ったのが大手出版社でもなく大規模小売店でもなく、街の小さな本屋さんや中小の卸業者だったのが非常に残念。 せめてアマゾンや大手出版社、大規模店においては、生き残った責任というものを感じて、きちんと業界を立て直し、文化の生き残りをかけてしっかりしてもらいたいと願うばかりである。もちろん生き残っている街の本屋さんは全力で応援したい!
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