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日本を貶めた戦後重大事件の裏側

菅沼光弘【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ベストセラーズ
発売年月日 2013/06/27
JAN 9784584135051

日本を貶めた戦後重大事件の裏側

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2015/01/19

著者は東大法学部を卒業後公安調査庁に入り、対外情報の総責任者である調査第二部長を務めた。日本のインテリジェンスの最前線にいた人である。その人が語るソ連の対日諜報活動、安保闘争と左翼陣営、オウム真理教事件の本質はそれぞれとても面白い。しかしこの本で注目すべきは北朝鮮についてだ。19...

著者は東大法学部を卒業後公安調査庁に入り、対外情報の総責任者である調査第二部長を務めた。日本のインテリジェンスの最前線にいた人である。その人が語るソ連の対日諜報活動、安保闘争と左翼陣営、オウム真理教事件の本質はそれぞれとても面白い。しかしこの本で注目すべきは北朝鮮についてだ。1983年に日本の貨物船第十八富士山丸事件というのがあり、日本人船長と機関長が拘束され7年間抑留されていた。これを連れ戻す為に自民党副総裁金丸信、幹事長小沢一郎、社会党副委員長田辺誠らが訪朝し、日朝国交正常化を進めようとした。しかしこれがアメリカの逆鱗に触れる。結局この時から(そのだいぶ前から動きは明らかだったが)北朝鮮の核開発疑惑が突如としてマスコミをにぎわし、アメリカの言いなりである外務省が難色を示し、日朝国交正常化は頓挫する。また金丸氏は検察に追及され失脚。『まさに田中角栄さんの時と同じです。それはもちろんすべて日本の検察がやったものです。しかしその背景にアメリカの意図・意向があるわけです。』日朝国交正常化が成ると北朝鮮経済は発展するが、アメリカは良く思わない。『一番の問題点は北朝鮮が日本経済の影響圏に入ってしまうことです。』韓国はあれほど成長したが、1965年の日韓条約締結から対日貿易収支はずっと赤字。北朝鮮も同様に発展すると、更に日本にお金が入る。『これをアメリカもEUも、中国も認めない。だから日朝国交正常化に反対するわけです。』だそうだ。田中角栄・金丸信・小沢一郎とアメリカをすっ飛ばそうとする政治家が、アメリカに嵌められたのは周知されてきたが、北朝鮮の核疑惑等についてもアメリカの意向が反映している事は注意しなくてはならない。現在の対北朝鮮ネガティブ世論はアメリカに作られたということである。ジム・ロジャースが今後投資したい国の筆頭が北朝鮮だ。韓国とほぼ同じ民族であり、軍隊の行進も実にきっちりやれている。これは国民の潜在力・ポテンシャルが高いということであり、将来性が有ると私も感じていた。ジムは日朝国交正常化も見越しているのだろうか。北朝鮮と交渉の行方に注目したい。

Posted by ブクログ

2014/12/31

中国における反日教育は「物語の上書き更新」を意味する。つまり鄧小平の読みは当たったわけだ。恐ろしい事実ではあるが、大衆の再教育(≒洗脳)が可能であることを示している。 http://sessendo.blogspot.jp/2014/12/blog-post_31.html

Posted by ブクログ

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