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死者のための音楽 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2013/11/22 |
JAN | 9784041010761 |
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死者のための音楽
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商品レビュー
3.7
23件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あの世とこの世の境界を曖昧にする、不思議で切ない7篇。時代も場所もさまざまな設定なのに違和感がなく、どこか懐かしい昔話のような世界が広がっている。 特に好みだったのは「井戸を下りる」「黄金工場」「未完の像」「鬼物語」「鳥とファフロッキーズ現象について」。もうほとんど全部好みだった。 どの物語も、読んでいて悲しい予感がある。きっとこの先悲しいことが起こると分かっていて読み進めるのは辛いけれど、その予感を裏切らないで最後にしっかり切ない気持ちにさせてくるところが良かった。 この切なさは登場人物たちの愛情によるもので、どの物語にもみんなが生きた証があった。余韻に浸っていたい。
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面白くなかったわけではないけど、なんだかピンとは来ず… 山白さん2作目。 乙一は好きだけど山白さんはあんまり好みじゃないのかもしれないと、ふと…………… 未完の像には火の鳥を感じる
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どれも面白かったが、設定された時代が少し古いものが多くてあまり好みではなかった...かな。 「鳥とファフロツキーズ現象について」が1番好きだった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 死にそうになるたびに、それが聞こえてくるの――。手首を切った母が搬送された病室で、美佐は...
どれも面白かったが、設定された時代が少し古いものが多くてあまり好みではなかった...かな。 「鳥とファフロツキーズ現象について」が1番好きだった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 死にそうになるたびに、それが聞こえてくるの――。手首を切った母が搬送された病室で、美佐は母の秘密を知る。幼い頃から耳が不自由だった母は、十歳のときに川で溺れて九死に一生をえた。その後、川底で聞いた不思議な音楽を追い求める。夫に先立たれ、一人で美佐を育てた母。彼女に贈られた、美しい音楽とは。表題作「死者のための音楽」ほか、人との絆を描いた怪しくも切ない七篇を収録。怪談作家、山白朝子が描く愛の物語。
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