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ゲームのルールを変えろ ネスレ日本トップが明かす新・日本的経営
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2013/09/14 |
JAN | 9784478024386 |
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ゲームのルールを変えろ
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商品レビュー
3.8
23件のお客様レビュー
この本は一言で言えば、ザ・経営者の仕事術である。 営業の最前線である現場経験。その中で経営者たるべく能力を何度となく試される。そしてそれをクリアしていく。ゲームの世界ならともかく、現実でこなしていく。根性あると正直思う。 著者の高岡浩三氏の考え方や姿勢が非常に潔い。思い切り...
この本は一言で言えば、ザ・経営者の仕事術である。 営業の最前線である現場経験。その中で経営者たるべく能力を何度となく試される。そしてそれをクリアしていく。ゲームの世界ならともかく、現実でこなしていく。根性あると正直思う。 著者の高岡浩三氏の考え方や姿勢が非常に潔い。思い切りが良い。中途半端さがないのが経営者の経営者たる所以であると思った。 真似するとかそういう話ではない。自分自身としてぐさっと突き刺さってくるものがあった。 学ぶに値する生き方。そう思った。
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日本人として初めてネスレの日本法人の社長となった著者本人による本である。キットカットの受験生応援ポジショニングを成功させた当事者として関心を持ったが、それ以外にも大きな実績を上げている。そして、なによりも参考になるのが、彼自身の考え方である。新入社員時代に上げた実績である、マギー...
日本人として初めてネスレの日本法人の社長となった著者本人による本である。キットカットの受験生応援ポジショニングを成功させた当事者として関心を持ったが、それ以外にも大きな実績を上げている。そして、なによりも参考になるのが、彼自身の考え方である。新入社員時代に上げた実績である、マギーとカレーとのクロス販売に始まり、件のキットカット、ネスカフェアンバサダー、TV通販への参入など、イノベーションというべき事例とその背景にある考え方を惜しみもなく披露している。そのイノベーションもアイディアとそれを実現させる実行力があってこそのものである。アイディアを人に言うだけであれば簡単である。むしろ、最も評価されるべきなのは実行力、つまりビジネスへの落とし込みということであろう。 書中、繰り返し旧態依然の日本株式会社に対する苦言が述べられている。全くの同感である。著者が指摘しているように、問題の本質はTOPの考え方、そしてまさしく実行力であろう。イノベーションを推奨しながらも、人事制度や評価をイノベーションを後押しする制度にしなければ、それは画鋲であり、もっといえば経営者による怠慢であろう。 取引先に対する、新しいビジネス手法や流通法についてのアプローチの仕方については大いに参考になる。おそらく、外資系企業の日本人経営者としては、マクドナルドの原田氏、元コカ・コーラの魚谷氏と並ぶリーダーであろう。
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世界的な企業であるがゆえに縦割りは避けられないと思われるが、事業モデルを考え直しながら、実行し、結果を出していく実話をベースにしたストーリー。 外資系ゆえに親会社の意向が強く出ると思うのだが、日本のマーケットにうまく擦り合わせていくスタイル(ゲームを変えると言っている)が、外資...
世界的な企業であるがゆえに縦割りは避けられないと思われるが、事業モデルを考え直しながら、実行し、結果を出していく実話をベースにしたストーリー。 外資系ゆえに親会社の意向が強く出ると思うのだが、日本のマーケットにうまく擦り合わせていくスタイル(ゲームを変えると言っている)が、外資系企業に勤める人にとって素晴らしいお手本になると思う。 特に、三章の「撤退という決断を下すとき」は、言ってみたら海外ではうまくいっているビジネスで、なんで日本はダメなんだ?に対して、ビジネススコア的に怒られながらも細々やって行く選択肢もあったと思うのだが、やらないという判断は、内部的には別のビジネスで埋め合わせる必要があったのではないか?と考えてしまった。 4章のキットカットのビジネスを飛躍させて行くマーケティング戦略などは、CMなどの直球ではなく、現場をよくみてゲリラ的に外濠を埋めて行くようで、読み応えがあった。 5章以降は、成功談的な書き振りと企業内の組織論的な話が強くなって行くので、ちと興味薄れてしまった。 想定読者は、やはり外資系企業勤めの人だろうか。若い人より、やはり30代中盤以降の人の方かな。
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