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仙台ぐらし
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 荒蝦夷 |
発売年月日 | 2012/02/18 |
JAN | 9784904863183 |
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商品レビュー
3.8
190件のお客様レビュー
前半は、仙台にはタクシーが多すぎる、といったエッセイ。後半に、東日本大震災とその後の心境の変化が綴られている。あの頃の、自分に何ができるかという無力感と、傷ついた人や頑張ってる人を見ては感じる罪悪感。そう、そうだったなぁと思い出した。 その葛藤の中で著者がふと気づいたことは、 楽...
前半は、仙台にはタクシーが多すぎる、といったエッセイ。後半に、東日本大震災とその後の心境の変化が綴られている。あの頃の、自分に何ができるかという無力感と、傷ついた人や頑張ってる人を見ては感じる罪悪感。そう、そうだったなぁと思い出した。 その葛藤の中で著者がふと気づいたことは、 楽しい話を書きたい。 ということ。 不安なときにニュースもワイドショーもネットの書き込みも、何を見ても情報はたくさん得られるけれどだから安心できるのかと言えば逆に不安になるだけだ。 それなら、楽しい話を読んで一時現実を忘れて、また現実を一つ一つ頑張っていくほうが良いじゃないか。マンガだって良い。人は辛いときに真面目な話なんて読めないんだ。
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早く仙台行きたいな…… ってな事で、伊坂幸太郎の『仙台ぐらし』 伊坂さんが震災前に書き始めた仙台での暮らしのエッセイ集じゃったが、その途中で震災にあってしまう。 震災前と後での伊坂さんの心の持ちようと言うか、誰でもあの震災を体験すれば気持ちは滅入ってしまうじゃろう……。 ...
早く仙台行きたいな…… ってな事で、伊坂幸太郎の『仙台ぐらし』 伊坂さんが震災前に書き始めた仙台での暮らしのエッセイ集じゃったが、その途中で震災にあってしまう。 震災前と後での伊坂さんの心の持ちようと言うか、誰でもあの震災を体験すれば気持ちは滅入ってしまうじゃろう……。 わしは震災から2年後に出張で東北も担当する事になり初めての東北、そして仙台へ訪れた時、仙台空港の周りの家々は津波で基礎だけ残して無かったり、学校や空き地には瓦礫の山が鬼の様に積まれてたり、ホント現実とは思えなかった真実を目の当たりした時の震えは忘れられない。 で、本の内容は仙台での伊坂さんの日常生活で思った事、感じた事をつらつらと書き流している様で、出張で仙台へ行った時に伊坂さんに遭遇するんじゃないかと妄想してニタニタしながら読んでしまう 伊坂さんの極度の心配性や芯が強そうと思ったら、実は柔軟に柔らかく色んな物事を受け入れられる寛大な人なんじゃろなぁとキュンとしました(笑) これを読んでる日の夜中にチビチビ呑んでたら、偶然?にも『重力ピエロ』が放送してたので運命感じた 重力ピエロは読んだ様な、読まなかった様な感覚で観たけど、原作は読んで無かったな それで今日、図書館行って動力ピエロ借りようと思ったら借りられてた 他の人が昨日の映画観てわしみたいに借りたんじゃろな(笑) 2020年24冊目
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伊坂幸太郎のエッセイ。半年に一度の連載をまとめたものらしい。東北の地震後の描写には、胸を打たれる。 書き下ろしの短編、ブックモービルは震災という骨組みはありながらも、出てくるキャラクター像は伊坂幸太郎作品という感じがあり、震災の話ではなく、そこにいる人間の話として、面白い。 『...
伊坂幸太郎のエッセイ。半年に一度の連載をまとめたものらしい。東北の地震後の描写には、胸を打たれる。 書き下ろしの短編、ブックモービルは震災という骨組みはありながらも、出てくるキャラクター像は伊坂幸太郎作品という感じがあり、震災の話ではなく、そこにいる人間の話として、面白い。 『うまくは言えないのだけれど、その時、僕は、「ああ、そうか」と思うことができた。「僕は、楽しい話を読みたいんだ」と気付かされた。』
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