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B.A.D.(11) 繭墨は紅い花を散らす ファミ通文庫

綾里けいし(著者), kona

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エンターブレイン/KADOKAWA
発売年月日 2013/08/30
JAN 9784047290907

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2021/11/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

紅い女が見せていた夢から覚めた小田桐、夢の中の事件を現実で解決し、一段落ついたと思っていたら繭墨に未来が見える異能者御影粒良が連絡して来た、彼女は繭墨と自身の死を見ていた。 紅い女との夢の中が終わって少し関係ない話が入るかと思ったら、御影の未来視からの繭墨死亡の可能性。深刻な話になると思ったら、まさかの神の大量発生の話があったりと天上と底辺どちらとも突き抜けていて、小田桐同様こちらも振り回されている。まあ全体的にはシリアスな話で紅い女が小鳥を使って自分の望みを叶えようとしているが、まあ小鳥が馬鹿な道化師であきれる印象はあった。一方で綾の優しさと一途さが切なかった。

Posted by ブクログ

2016/07/08

小田桐と繭墨は、未来を見ることのできる眼球の持ち主である御影粒良(みかげ・つぶら)という女性の依頼を受けて、自殺志願者たちが集う孤島の洋館へと出かけることになります。そこでは、夕闇戸羽(ゆうやみ・とわ)という少女の主宰する醜悪な晩餐会が開催されていました。ここに呼び集められた自殺...

小田桐と繭墨は、未来を見ることのできる眼球の持ち主である御影粒良(みかげ・つぶら)という女性の依頼を受けて、自殺志願者たちが集う孤島の洋館へと出かけることになります。そこでは、夕闇戸羽(ゆうやみ・とわ)という少女の主宰する醜悪な晩餐会が開催されていました。ここに呼び集められた自殺志願者たちは、晩餐会で一人ずつ戸羽の肉を食うことになっていたのです。小田桐は、そんな異常者たちの集う会場を歩き回り、やがて戸羽の本当の狙いと、彼らをこの場所に呼び出した粒良の目的を知ることになります。 グロい事件が一件落着した後は、一転してコミカルな事件が小田桐たちの身に降りかかります。白雪の従者である水無瀬幸仁が暴走し、筆によって「神」を次々と生み出していくのです。あさとたちをも巻き込んでの大騒動が解決した後は、「紅い女」の意を受けた小鳥が、繭墨たちをおぞましい晩餐会のおこなわれた孤島へと招待し、やがて異界への扉が開かれていきます。そしてそれに伴い、肉体崩壊の危機に直面した綾が、重大な決断を下すことになります。 残すところ2巻となりましたが、この巻の綾のように、ここからサブキャラクターたちが悲劇に見舞われていくことになるのでしょうか。

Posted by ブクログ

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