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鯖猫長屋ふしぎ草紙

田牧大和【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2013/06/11
JAN 9784569812489

鯖猫長屋ふしぎ草紙

¥220

商品レビュー

3.8

37件のお客様レビュー

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2023/11/30

ところは江戸の根津宮永町。鯖縞もようの猫が一番いばっている長屋があった。人呼んで「鯖猫長屋」。猫の名はサバで、飼い主は、三十半ばの売れない画描き拾楽。なぜサバが一番えらいかって?それはサバが永代橋が落ちることを予見し、長屋の面々を救ったから―。そんな猫様が仕切る長屋で次次と起こる...

ところは江戸の根津宮永町。鯖縞もようの猫が一番いばっている長屋があった。人呼んで「鯖猫長屋」。猫の名はサバで、飼い主は、三十半ばの売れない画描き拾楽。なぜサバが一番えらいかって?それはサバが永代橋が落ちることを予見し、長屋の面々を救ったから―。そんな猫様が仕切る長屋で次次と起こるふしぎな事件。謎を解くのは、画描きの拾楽?それとも…。突然越してきた美女、大道芸が得意な浪人者…。「わけあり」な人々と猫が織り成す大江戸謎解き人情ばなし。 ************* 初読み作家さん。 猫が活躍?しそうなあらすじに惹かれて読んでみました。 私が幼い頃の、隣近所同士のワイワイガチャガチャな繋がりが、この物語を読んでると懐かしく思い出されます。 その頃はそれはそれでお節介とか、面倒とか思う時もあったけれど、今になればこういう人の繋がりって大切なのかもなぁと思いました。 そんな長屋で起こる穏やか賑やかな、そして不思議な日常のお話。 長屋なので、登場人物は結構多いです。 名前とどういう人かが一致するまで結構大変でしたが、それが分かるようになると話の流れに集中出来ようになって、ぐいぐいと物語に入っていけるようになりました。 読むのにお目当てだった猫「サバ」も、期待通り、いや期待以上に良い感じの存在感です。 サバと拾楽(主人公)とのやりとりが楽しい。 そして羨ましい! 章の合間、合間に綴らる別面の出来事が不穏で、話が進むにつれ、その不穏がじわりじわりと話に中心に近づいてくる感じが不気味です。 後半、それがこれまでの話、そして謎の部分が一本の線に繋がり、大きな事件になります。 最後まで謎の男・・・犯人は誰か、・・・いや、どっちか。 分からなかったなぁ。 一件落着も最後まで「鯖猫長屋」で締めくくられてるのも良かった。 今の時代だからこそ、こういう人情ものって心に染みる。。。 ひとまず「謎」は明らかになったけれど、この先も「鯖猫長屋」のワイワイガチャガチャぶりが続いてそうなので(シリーズもの)、続きも読んでみたいと思います。

Posted by ブクログ

2023/04/11

内容(「BOOK」データベースより) ところは江戸の根津宮永町。鯖縞もようの猫が一番いばっている長屋があった。人呼んで「鯖猫長屋」。猫の名はサバで、飼い主は、三十半ばの売れない画描き拾楽。なぜサバが一番えらいかって?それはサバが永代橋が落ちることを予見し、長屋の面々を救ったから―...

内容(「BOOK」データベースより) ところは江戸の根津宮永町。鯖縞もようの猫が一番いばっている長屋があった。人呼んで「鯖猫長屋」。猫の名はサバで、飼い主は、三十半ばの売れない画描き拾楽。なぜサバが一番えらいかって?それはサバが永代橋が落ちることを予見し、長屋の面々を救ったから―。そんな猫様が仕切る長屋で次次と起こるふしぎな事件。謎を解くのは、画描きの拾楽?それとも…。突然越してきた美女、大道芸が得意な浪人者…。「わけあり」な人々と猫が織り成す大江戸謎解き人情ばなし。 令和5年4月9日~11日

Posted by ブクログ

2021/11/02

時代物だからという以上に読みにくく、序盤は面倒くささが勝る。しかし読み進めると話がおもしろくなり、最後まで読めた。 猫が見守る長屋の、日常の中で起こる小さな事件を通して、主人公が長屋に住むきっかけとなった大きな事件が解決されていくという大道展開。 猫が神がかりすぎるところもあるが...

時代物だからという以上に読みにくく、序盤は面倒くささが勝る。しかし読み進めると話がおもしろくなり、最後まで読めた。 猫が見守る長屋の、日常の中で起こる小さな事件を通して、主人公が長屋に住むきっかけとなった大きな事件が解決されていくという大道展開。 猫が神がかりすぎるところもあるが、時代物はファンタジー感が加味されると思うと違和感もない。 文章の面倒くささが、続編を買ってまで読みたいと思わせない。内容的にも重くないので、文もサクッと読める程度のリズムのよさが欲しかった

Posted by ブクログ

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