読みやすくてあっという間に読み終わった。 自分の思考が現実に現れているというのは本当にそうだと思うし、自分が定義しているからそのようになっているというのも納得された。 人間関係をスムーズにするために人＝自分ときちんと認識する事。 ネガティブな思考があっても認めてあげる事。 うまくいかない時は現実を見る事。 実践して観たいと思う。

「思考が現実化する」という表現は、「考えたことが自動的に現実に起こる」という意味ではなく、あくまで自分で改善策・解決策・向上するための方法を試行錯誤し、良いことが実現させることであり、逆に言えば、ネガティブな思考パターン、他力本願な精神、特に「悪い結果・物事の原因を自分以外にばかり求める思考傾向」は自らに何ら解決策をもたらすことはまずないのだというのが根底の考え方。

星をひとつ外したのは、何度も読まないといけないから。 逆に言うと、何度でも読めるわけですが…。 引き寄せの法則、とはまた少し違う本。自己啓発よりもスピリチュアルよりで、ごりごりのスピリチュアルよりも自己啓発より。 たぶん、道端ジェシカさんからここへたどり着く方が多いもしくは大半かと思うのですが、彼女がこの本の愛読者と公言することで、この本の効力が証明されているような気がします。あとは、それを信じるか信じないかだけ。 ごりごりのスピリチュアルは引いてしまうし、かといってコーチング術だらけの自己啓発は受け付けられない私のようなタイプは、実はこの本が一番合っているのかもしれないと思います。似たような方がいらっしゃったら、ぜひ。 なんでもかんでも自分のせい、ではなくて、あれもこれも自分で創れる、創り直せると考えた方が良いかもしれません。真剣に自分と向き合う覚悟のようなものを試されるので、そういった心持ちの人が呼び寄せられていくのでしょう。 色々な自己啓発/スピリチュアル本を読んできましたが、彼女の本と浅見帆帆子さんの本が一番芯が通っていて好きです。