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空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む 集英社文庫

角幡唯介【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2012/09/20
JAN 9784087468823

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商品レビュー

4.2

88件のお客様レビュー

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2024/04/02

4/1読み始め 新年度にふさわしいスタートになるのか 1回目にツアンポーを攻略したと思ったら2回目挑んでた なかなか読み切らず どっちもいろんな難あり死にかけながら空白の5マイルに挑む 山登りもいいなあ、なんて思うけど絶対にツアンポーには登らない

Posted by ブクログ

2024/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ようやく読書の時間を取れるようになってきたため再開。 二部構成、各6章-2章構成 探検家の魂のノンフィクション自叙伝 ・メインストーリー チベットのツアンポー峡谷にある、 前人未踏の空白の五マイルを日本の探検家が単独で踏破を試みる。 ・サブストーリー 途中、角幡氏の回想シーンと、ツアンポー・チベットの案件にまつわる歴史的叙述のシーンがある。 ・構成 基本的には角幡氏の探検中のシーンがほぼありのまま語られる。 ・特に印象的な場面など p.177 当然のことだが、滝には地元の人たちから呼び習わされてきた名前があった。〜米国人が思い入れたっぷりに名付けた「ヒドゥン・フォール・オブ・ドルジェパグモ」でも、中国人たちが無機質に命名した「蔵布巴東瀑布群」でもない、「ターモルン滝」という美しい名前があったのだ。 p.112,113 息子はどこかに流れ着いたら、そこで修行をするんだと答えたという。そこはチベットの有名な聖地なんだ。それが2人の間に交わされた最後の会話だった。『今になって思うと、どこかに流れ着いたらというのは、死後の世界のことを言っていたのかなとも思う。今でもあの言葉の意味を考えることが多いんですが、行く前からある程度の覚悟はあったのかなと思います。』 エピローグとあとがき全部 ・気づき 1.究極の追体験 何かを追体験できる、というのが読書の魅力の一つだと思うが、そのような追体験のうち、何かしらは自分が共感できるものだったり、イメージしやすいものだったりする。 ただ、この本はそこが全く異なっていた。 角幡氏が体験した全ての出来事が、常軌を逸したものであり、私自身では到底真似することが不可能で、イメージさえも難しい領域にあるものだった。 ゆえに1文1文読むのにとてつもなく体力を使ったが、その分だけ無知(未知)の世界の広がりを感じることができた。 2.自分の行動の意味づけをすること 彼が敢行した探検行為は、周囲からすればどういう意味があるのか疑問に感じるし、実際私も読んでる途中になぜこんな死のリスクを冒してまで冒険をしているのか…?という気分になった。 角幡氏自身も探検途中にその意味するところを突き詰めきれてはいなかったのではないか。 というのも、今なぜそれに取り組んでいるのか、その時々では本能的・直感的に分かってはいるものの、それを言語化するよりも先に体が行動しているからだと思う。 言語化・意味づけをせずにやり過ごしてしまった体験は風化してしまい、せっかくの貴重な体験でさえも問答無用で錆びついてしまう。自分の血肉となるべき経験を無価値にしてしまうのは勿体無い。 しかし、そうは言っても簡単に自分の行動の意味づけを行うことはできないようで、角幡氏もあとがきの部分で、全てを書き記すことはできていないと書いている。 分からなければ何度も重ねて意味づけをする必要があるようだ。 3.文の構成 本書の内容はとんでもない出来事の連続ではあるが、割と最後の方は慣れてきて、若干単調に感じてくる。というのも、本書の位置付けが最初に提示されず、読み手が迷子になってしまうからでは?と感じた。最後の最後で本書の位置付けが明示され、その背景で書いたのね、と納得はできるが、その情報なしだと、どんな素敵な秘境があるのだろうと期待しながら読み進めるので若干面食らう。 構成として、この冒険に何の意味があるのだろう、と疑問を抱かせる点では本書の構成がエピローグで伏線回収的になっていいのかも、と思ったりもしたが、最初に位置付け明記した方が親切とも思った。

Posted by ブクログ

2024/02/24

ノンフィクションといえば良いのか、若者の成長物語とも言えそう。死ととなりあわせの冒険に赴く人々の気持ちが、最後につぶやくように記されており、ために冒険者は続き、それを我々は追体験したいのかもしれない。 文章は平易で読みやすく、感情移入も容易。 「冒険は生きることの意味をささやきか...

ノンフィクションといえば良いのか、若者の成長物語とも言えそう。死ととなりあわせの冒険に赴く人々の気持ちが、最後につぶやくように記されており、ために冒険者は続き、それを我々は追体験したいのかもしれない。 文章は平易で読みやすく、感情移入も容易。 「冒険は生きることの意味をささやきかける。だがささやくだけだ。答えまでは教えてくれない。」

Posted by ブクログ

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