1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

光線

村田喜代子【著】

追加する に追加する

定価 ¥1,650

¥110 定価より1,540円(93%)おトク

獲得ポイント1P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2012/07/12
JAN 9784163815503

光線

¥110

商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/02/25

村田喜代子 著「光線」2012.7発行、短編8話です。太陽は核融合する巨大な裸の原子炉、火山の噴火が示すように地球の深部は核分裂の火、地上では人間の手で造られた原発の炉(3.11で一大事に)また、がん細胞を自滅させる放射線治療・・・、最初の4話はこれらの関連作品です。「3.11」...

村田喜代子 著「光線」2012.7発行、短編8話です。太陽は核融合する巨大な裸の原子炉、火山の噴火が示すように地球の深部は核分裂の火、地上では人間の手で造られた原発の炉(3.11で一大事に)また、がん細胞を自滅させる放射線治療・・・、最初の4話はこれらの関連作品です。「3.11」は国民全員に自然の驚異と放射線の脅威を見せつけ、そして多くの作家の創作活動に影響を与えましたね。

Posted by ブクログ

2014/03/30

光線 / 村田 喜代子 / 2012.8.29(40/119)  発電利用と医療利用、両方とも原子力の技術。3.11の最中、中性子がん治療を受ける人の話。技術があって、それをどう利用するか問われる。

Posted by ブクログ

2013/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

村田喜代子『光線』文藝春秋、読了。とにかく読んで欲しいから外堀を埋める。連作の執筆中に著者は3.11を迎え、同時に癌を宣告された。放射能禍が人々を苦しめる中、放射線治療を受けるという矛盾。震災は多くの作家の「言葉」を奪うことになった。言葉を再び紡ぐ本書は一条の希望を照らす。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品