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資源がわかればエネルギー問題が見える(2) 地球科学入門-環境と国益をどう両立させるか PHP新書

鎌田浩毅【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2012/06/18
JAN 9784569806785

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商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2023/04/01

守備範囲が広く、本著が取り上げるのは単にエネルギー問題だけではない。地球誕生から生命誕生、人類とエネルギーの関わりを解説する。これを読むと改めて資源の有限性と希少性、その為に人類のエゴが社会制度を必要とし揺れ動いてきた様子が窺える。 興味深い話。 月が誕生するジャイアントインパ...

守備範囲が広く、本著が取り上げるのは単にエネルギー問題だけではない。地球誕生から生命誕生、人類とエネルギーの関わりを解説する。これを読むと改めて資源の有限性と希少性、その為に人類のエゴが社会制度を必要とし揺れ動いてきた様子が窺える。 興味深い話。 月が誕生するジャイアントインパクトにより、公転面の地球の地軸が23.4度傾いた。これにより、四季の移り変わりが穏やかに。90度なら、灼熱と極寒のループへ。教科書で習ったと思うが、改めて考えるとすごい事だ。隕石の衝突が環境を変えた。衝突がなくとも生命は生じただろうが、居心地は随分違っただろう。 生命誕生のプロセス。熱水噴出孔説。地下から上昇するマグマが深海底に近づいた場所で、火山ガスに含まれる二酸化炭素、二酸化硫黄、硫化水素などが反応したとする説。光エネルギーによってアミノ酸が鎖状につながり、ポリペプチドと呼ばれる長いアミノ酸の鎖ができあがる。ポリペプチドが立体的に組み合わさると生物に必要なタンパク質となる。熱水噴出孔から新種の生物が続々と発見されていることから、現代ではこの説が最有力である。 だけれど、宇宙生命紀起源説も捨てがたい。パンスペルミア説とも呼ばれる。実際に、ハレー彗星の核から有機化合物の存在が確認され、オーストラリアに落下した隕石からもアミノ酸が発見された。宇宙からやってきた種、なんて考えるだけで胸熱だ。生命は色んな起源があると考えても良いのかも知れない。 地球はこれまで5回の大量絶滅を経験。この本を読むとエネルギーよりも壮大な地球誕生のドラマの方に興味が逸れるが、しかし、次に危機が来るとすれば戦争にせよ環境問題にせよ、エネルギー問題が関わる可能性が高い。希少性は狡猾に求める者に傾斜され、格差を生む。狡猾な手段の一つにテクノロジーがあり、暴力があり、経済があり、宗教がある。

Posted by ブクログ

2013/02/16

タイトルは面白そうかなと思ったのだけど、第1章「資源をめぐって世界は動いている」第2章「私たちは地球環境を守れるのか」で以上。あれ?地学の本、環境問題の本?ということでした。内容は確かに地学的な情報が豊富な一冊でした。失礼しました。

Posted by ブクログ

2012/09/13

 経済誌に連載した「ビジネスパーソンのための地球科学入門」を元にした本。エネルギーの話は半分で,第二章の地球史・地球科学の記事の方が面白かった。  地球が経験し,これからも経験するであろう環境の激変を考えると,温暖化問題とか,エネルギー問題とか,しょぼい話だなーなんて感想を抱いて...

 経済誌に連載した「ビジネスパーソンのための地球科学入門」を元にした本。エネルギーの話は半分で,第二章の地球史・地球科学の記事の方が面白かった。  地球が経験し,これからも経験するであろう環境の激変を考えると,温暖化問題とか,エネルギー問題とか,しょぼい話だなーなんて感想を抱いてしまう。まあ人類にとっては死活問題なので,大事な問題なんだろうけど。興味という点では全球凍結とか巨大隕石とかの方が威勢が良くて好きだな。  いま太陽ってだいたい一億年に1パーセントづつ明るくなっていて,十億年後くらいには地球の表面温度が100℃を超えるとか。  前回の超大陸は三億年前のパンゲア。次回は二億五千万年後にパンゲア・ウルティマ超大陸(別名アメイジア超大陸)ができる。大陸は一つになったりばらばらになったりを繰り返してる。超大陸ができると下に熱がこもってマントル上昇流が起きるらしい。それで超大陸は引き裂かれていくつかの断片(大陸)に。プレートに乗った大陸たちはまたいつか集まって超大陸を形成する。ウィルキンソンサイクル。  連載は東日本大震災をまたいで書かれてる。高校地学の凋落を嘆き,地球科学の復権を願う著者だが,未曾有の災害を経て,状況は変わったのだろうか。

Posted by ブクログ

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