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閉じこもるインターネット グーグル・パーソナライズ・民主主義-The Filter Bubble What the Internet Is Hiding from You
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2012/02/24 |
JAN | 9784152092762 |
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閉じこもるインターネット
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商品レビュー
3.9
60件のお客様レビュー
皆様ご存知だと思いますが、随分前からGoogleの検索結果はひとによって表示されるリンクや順位が違っています。Googleアカウントでログインした状態でのサイトの閲覧履歴や、IPアドレスや基地局からわかる端末の地域情報により、結果が大幅に変わっています。FacebookやTwit...
皆様ご存知だと思いますが、随分前からGoogleの検索結果はひとによって表示されるリンクや順位が違っています。Googleアカウントでログインした状態でのサイトの閲覧履歴や、IPアドレスや基地局からわかる端末の地域情報により、結果が大幅に変わっています。FacebookやTwitterのタイムラインは「いいね!」とつけたユーザの投稿が優先的に表示されます。インターネットは気がつかないところでひそかにパーソナライズされているのです。これが本書でふれられている「フィルターバブル」。ちなみにこの本の原題はずばり“The Filter Bybble”。なぜ変な邦題にしたのか、早川書房のあいかわらずのセンスのなさが光ります。そんなところも好きッ! SNS上で右と左、ファミニストとミソジニスト、ヴィーガンとアンチがしょっちゅう喧嘩しているように見えるのも、パーソナライズ化によって自分の趣味嗜好や考え方とおなじものばかりが集まってくるため「自分の意見が多数派である」と思い込んで発言が先鋭化するため、という見方もあります。自由でオープンな場であり得たはずのインターネットが「フィルターバブル」によって、手斧が飛び交う修羅の国であるならまだマシ、単なる分断化を促進するだけのシステムになると目も当てられない。 前に読んだ「テクニウム」も言及されており、「テクノロジーの問題はテクノロジーで解決できる」というその主義主張を単なる「技術原理主義だ」とばっさり切り捨て、本書は「やっぱり技術者や企業、国がちゃんとやらなきゃダメなんちゃうの」という結論。その是非は読んだ人それぞれが考えてください。この手の話はドストエフスキーの「地下室の手記」あたりから変わらない「肥大化する自意識vs社会や技術の進化」の話なので、19世紀の時点でそこを言語化したドストエフスキーはやっぱり神だな、とあらためて思いました。
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「フェイスブック 若き天才の野望」で検索したら、ヒットした本。 読んでみよう! 内容はすごく面白いのに、なかなか読み進まないうちに時間切れ ( T o T; ) 再度読むつもり! 内容 : あなた好みの情報を自動的に取捨選択して見せてくれる、近年のネット社会のフィルタリング...
「フェイスブック 若き天才の野望」で検索したら、ヒットした本。 読んでみよう! 内容はすごく面白いのに、なかなか読み進まないうちに時間切れ ( T o T; ) 再度読むつもり! 内容 : あなた好みの情報を自動的に取捨選択して見せてくれる、近年のネット社会のフィルタリング技術。 その裏に潜む、民主主義さえゆるがしかねない意外な落とし穴とは−。 「フィルターバブル」問題に警鐘を鳴らす。 著者 : 1980年生まれ。アメリカ最大のリベラル系市民政治団体の1つ、「ムーブオン」エグゼクティブ・ディレクターを経て、理事会長。 2012/9/16 予約 9/29 借りる。10/15 読み始める。ぜんぜん読み終わらない・・・。 3/17 途中で返却。 2013/03/22 再予約 4/16 借りる 5/15 読み始める
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インターネットが世に登場したとき、「オープンな世界だ」としてその可能性の広がりを賛美する声が大きかったけれど、実は今、ものすごい勢いで「パーソナライゼーション」が進んでいる、と指摘する一冊。 「パーソナライゼーション」というのは、グーグルで同じ言葉を検索しても人によって検索結果が...
インターネットが世に登場したとき、「オープンな世界だ」としてその可能性の広がりを賛美する声が大きかったけれど、実は今、ものすごい勢いで「パーソナライゼーション」が進んでいる、と指摘する一冊。 「パーソナライゼーション」というのは、グーグルで同じ言葉を検索しても人によって検索結果が違ってくるとか、もっとひらたく言うと、アマゾンの「お客様へのおすすめ商品。」 つまり、あちら側がアナタのためだけに、アナタに合った、アナタが興味を持っている情報を提供すること。一見、アナタは自分の知りたいことを知ることができて満足するように思えるのだけれど、実はアナタの周りにはもっと知らない世界があるということを、知らないまま終わるということでもある。 インターネットの未来を真剣に考えてみないと。
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