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政権交代とは何だったのか 岩波新書

山口二郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2012/01/23
JAN 9784004313472

政権交代とは何だったのか

¥110

商品レビュー

3.7

11件のお客様レビュー

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2021/10/26

総選挙を前にして、前回の政権交代の総括を求めるため読んでみた。民主党のブレーンである著者がかなり踏み込んで旧民主党政権の失敗を批判している。どれも正しい分析だと思う。『何だったのか』と問われれば『失敗だった』と答えざるを得ない。一回の失敗で全てを諦めて良いのかとの投げ掛けがあった...

総選挙を前にして、前回の政権交代の総括を求めるため読んでみた。民主党のブレーンである著者がかなり踏み込んで旧民主党政権の失敗を批判している。どれも正しい分析だと思う。『何だったのか』と問われれば『失敗だった』と答えざるを得ない。一回の失敗で全てを諦めて良いのかとの投げ掛けがあったが、やはり今枝野さんが言っていることを見ると、全然懲りてないことがわかるし、まだ政権を任せるには至らないと思う。それが投票結果にもよく表れている。自民党はもう懲り懲りだが、さりとて政権交代の悪夢は嫌だ。そういう人たちが単なる自公補完勢力の維新に流れただけに終わった。

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2020/04/03

民主党の失敗が、政権交代が目的化していたということにあると言う。確かに2009年の状況を考えれば、それが最大の目的だったことは明らか。そして、国民もそれに乗ったのだった。 次のフェーズは理念のぶつけ合いにならなければならない。エネルギー問題がそうで、林業問題もそうしていなかなくて...

民主党の失敗が、政権交代が目的化していたということにあると言う。確かに2009年の状況を考えれば、それが最大の目的だったことは明らか。そして、国民もそれに乗ったのだった。 次のフェーズは理念のぶつけ合いにならなければならない。エネルギー問題がそうで、林業問題もそうしていなかなくてはならないだろう。

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2017/09/24

かつて民主党政権への期待を表明していた著者が、鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦の失敗を検証し、この国において成熟した民主主義が根付くために何が必要かを論じた本です。 政治的には中道左派の立場を取ることを明確に表明している著者だけに、政治の理念と政策に関する議論は視点がブレることなく...

かつて民主党政権への期待を表明していた著者が、鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦の失敗を検証し、この国において成熟した民主主義が根付くために何が必要かを論じた本です。 政治的には中道左派の立場を取ることを明確に表明している著者だけに、政治の理念と政策に関する議論は視点がブレることなく、問題点が非常にクリアにされています。 その一方で、政権運営に関する議論では、著者自身の立ち位置があまりはっきりと見通せないように感じました。少なくとも「政権交代とは何だったのか」というタイトルを持つ以上、民主党の失敗だけでなく、政権交代論そのものに対してどのような問題が投げかけられているのかということも、併せて議論の対象とするべきでしょう。著者は「あとがき」で、「私にとっての責任の引き受け方は、政治の前向きの変化を的確に評価すると共に、政権交代以後の失敗を厳しく分析し、今後の政治のための素材を提供することである」と語っていますが、そのためにはもう少し息の長い議論が必要だったのではないでしょうか。

Posted by ブクログ

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