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「統治」を創造する 新しい公共/オープンガバメント/リーク社会

西田亮介, 塚越健司【編著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 春秋社
発売年月日 2011/12/22
JAN 9784393333129

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商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

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2015/05/09

オープンガバメントを理解したくて手に取る。 アメリカ、イギリス、ニュージーランドや日本の政府の取り組みの経緯などまとまっていてわかりやすかった。 改めてオープンにすることの意義を考えさせられた。 自分の仕事に生かしたい。そう思わせてくれた。 少し迷っていたことがクリアになった。

Posted by ブクログ

2013/09/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

《第1章 eデモクラシー2.0―その可能性とこれからの日本政治 by 谷本晴樹》p37~ 「スマートモブズ(賢い群衆)」by ハワード・ラインゴールド:ITを利用して政治運動を行う市民たち。Cf. 『スマートモブズ―<群がる>モバイル族の挑戦』p42 Eg. 『オバマの作り方』 アメリカの政治学者ベンジャミン・バーバー 代表制民主主義「薄い民主主義(Thin Democracy)」 参加型民主主義「濃い民主主義(Strong Democracy)」 Cf. 『ストロング・デモクラシー―新時代のための参加政治』p44 マックス・ヴェーバー「政治とは情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっと穴をくり抜いていく作業である」『職業としての政治』p70 《第2章 政府/情報が開かれる世界とは―情報の透明化とリーク社会 by 塚越健司》p71~ 【ジャスミン革命における3つの「主体」】p92 ①一次情報発信主体 ②キュレーター ③情報拡声器としての主体 《第3章 「政治」概念はラディカルに変化するか―オープンガバメントが切り開く新しい社会》p119~ 「啓蒙とは何か。それは人間が、みずから招いた未成年の状態から抜け出ることだ。未成年の状態とは、他人の指示を仰がなければ自分の理性を使うことができないということである」カント『啓蒙とは何か』p131 《第4章 ハイエクの思想から読み解くオープンガバメント―情報化社会における市場と政府の役割》p147~ 【オライリーの「Gov2.0」】p158 旧来の政府=「自動販売機」 Gov2.0=バザール 「自動販売機モデルにおいては、可能なサービスについてのメニューは前もって決定されている。少数の売主(だけ)が機械に商品を入れておく能力を持っている。結果として、(ユーザーの)選択は制限され、価格は高くなる。対照的にバザールは、共同体それ自身が財やサービスを交換する場所である」 「カーリル(calil.jp)」:図書館蔵書検索サイト p289

Posted by ブクログ

2012/05/09

本著は情報技術の発展という社会的な情勢を前提とした現代のオープン・ガバメントに関する実践的思考についての論文集であり、それぞれの著者の経歴からも分かるようにその種々の論文における観点も非常に多様である。米国政府の状況の考察からオープン・ガバメントの前提としての情報開示の必要性を説...

本著は情報技術の発展という社会的な情勢を前提とした現代のオープン・ガバメントに関する実践的思考についての論文集であり、それぞれの著者の経歴からも分かるようにその種々の論文における観点も非常に多様である。米国政府の状況の考察からオープン・ガバメントの前提としての情報開示の必要性を説いたものもあれば、各国での法制に焦点をあてたものや、震災後の具体的な状況、あるいはオープン・ガバメントによって齎されるビジネス的利益などまで、そして個人的に経済学部生として興味深かったのだが、経済学者の観点からオープン・ガバメント的変化をハイエクの想定した社会全体の知識の蓄積という歴史の原動力と重ねて考察した論文までもあった。 しかしそういった諸々の立場からオープン・ガバメントの明るい可能性が語られながらも、目を引くのは淵田仁さんや円堂都司昭さんなどのオープン・ガバメントの限界を説く論文である。浄君が言っているように現在ではオープン・ガバメントの限界を説く主張の方が声が大きいといのは事実かも知れないと感じた。 三章で淵田仁さんはオープン・ガバメントの弱点は政治に主体的な個人が前提とされていることだと指摘している。しかし最終的にはこの弱点は避けるようなシステム的変革の提言はしておらず、好ましい事例としてあげている物もいまいちである点は少し不満足であった。 また九章「悪しき統治を想像する」において円堂都司昭さんは、『一九八四年』『すばらしい新世界』『われら』などのセックス・言葉が管理されたディストピア小説の系譜を辿ることを出発点としている。もはや使い古された方法論と思うかも知れないが、本論は単なる全体主義批判・社会主義批判・管理社会批判に留まることはない。『ドーン』『虐殺器官』『ハーモニー』などのゼロ年代のSFの思考実験を踏まえて「分人」「散影」「ディズニー的資本主義」「添加現実」などの概念に触れ、現代的な政治と人間における好ましいシナリオ・そうでないシナリオについて考察している。結論としては「人間が動物である部分と社会的な存在である部分の折り合い」が重要であるといったことなどを挙げている。芸術家は未来のアンテナである、というような事をマクルーハンが言っていたと思いますが、改めて小説・文学の先見性には驚くことがある。 何よりこの本の執筆陣は博士課程の院生も多くいて、自分達とそう歳の違わない人々であることに期待を抱かざるを得ない。

Posted by ブクログ

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