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空白の天気図 核と災害1945・8・6/9・17 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/09/02 |
JAN | 9784167240202 |
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空白の天気図
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商品レビュー
4.8
17件のお客様レビュー
この本のことは、You Tubeでみた池上彰と柳田邦男の対談で知った。気象台絡みた戦争、戦後史とまとめれると思うが、あらゆるインフラを破壊された中での気象観測、原爆の後に襲ってきた台風。京都大学の研究班が台風で罹災したことは知らなかった。
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広島の気象台から見た、原爆と枕崎台風のノンフィクション。 枕崎台風によって広島では2,000人もの方が亡くなられた。通常、台風によってこれだけ多くの方が亡くなることはない。なのになぜ、あまり注目されていないのか。 巨大な災害の後に起こった大災害。 それがどのような災害であったの...
広島の気象台から見た、原爆と枕崎台風のノンフィクション。 枕崎台風によって広島では2,000人もの方が亡くなられた。通常、台風によってこれだけ多くの方が亡くなることはない。なのになぜ、あまり注目されていないのか。 巨大な災害の後に起こった大災害。 それがどのような災害であったのか。なぜここまで拡大してしまったのか。実際、どんなことが起きていたのか。 そこにいた方たちの姿が、息遣いが、伝わってくるように感じ、震えました。 気象台の方々の、技術者、研究者としてのご尽力を知り、頭が下がる思いでした。 読み終えた後もずっと、頭と胸に感覚が残っています。 本書を読み、災害は、その規模の大きさゆえに二重に起こることもあることを胸に刻みました。
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戦争と科学(者)、原子力の問題、情報伝達についてなど考えさせるノンフィクション作品。広島原爆、その1か月余り後に襲った枕崎台風の広島での惨害を主に広島地方気象台の職員の側から描いている。当然被害状況が描かれるが、割と冷静な表現になっている。その中からいろいろな問題点が浮かび上がっ...
戦争と科学(者)、原子力の問題、情報伝達についてなど考えさせるノンフィクション作品。広島原爆、その1か月余り後に襲った枕崎台風の広島での惨害を主に広島地方気象台の職員の側から描いている。当然被害状況が描かれるが、割と冷静な表現になっている。その中からいろいろな問題点が浮かび上がってくるのが特徴か。単行本は1975年のものだが今読んでも決して古びていない。というかむしろ必要だろう。ただ、1975年現在での記述なので若干今の若い人にはわかりにくい部分があるかもしれない。その辺は改訂の必要がありそうではある。 しかし帯文のうち「日本人の熱き心を描く」とか「果敢に立ち向かった男たちの記録」という煽りはいかがかと思う。そういう状況に至らしめた時代を考えなければいけないということだろうと思う。もっともこの文句にひかれて読んだ人が実際の本の内容を見ていろいろ考えてくれればということも言えるかもしれないが。
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