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カクテル・パーティー 岩波現代文庫 文芸189
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カクテル・パーティー 岩波現代文庫 文芸189

大城立裕【著】

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カクテル・パーティー 岩波現代文庫 文芸189

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2011/09/20
JAN 9784006021894

カクテル・パーティー

¥715

商品レビュー

3.7

13件のお客様レビュー

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2024/05/24

アメリカ軍基地は軍事目的のために道をわかりづらくしている、という描写がよく書かれているので読んだ方がいい、と先生に言われて読んだ作品。 芥川賞なので文章はうまいし、ちゃんと物語としても成立していたが、一言で言うと思想が古くさい。 そのために、先の内容がわかってしまって説教くさく感...

アメリカ軍基地は軍事目的のために道をわかりづらくしている、という描写がよく書かれているので読んだ方がいい、と先生に言われて読んだ作品。 芥川賞なので文章はうまいし、ちゃんと物語としても成立していたが、一言で言うと思想が古くさい。 そのために、先の内容がわかってしまって説教くさく感じてしまう。 出版当時だったらさぞかし面白かったのだろうな。

Posted by ブクログ

2023/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

⚫︎受け取ったメッセージ 国家間の争いは、個人的な感情や生き方に計り知れない大きな影を落とす。 ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 米国統治下の沖縄で日本人、沖縄人、中国人、米国人の四人が繰り広げる親善パーティー。そのとき米兵による高校生レイプ事件が起こり、国際親善の欺瞞が暴露されていく――。沖縄初の芥川賞受賞の表題作のほか、「亀甲墓」「棒兵隊」「ニライカナイの街」そして日本語版初公表の「戯曲 カクテル・パーティー」をふくむ傑作短編全5編を収録。 ⚫︎感想 親善パーティーの最中、同じ時間に米兵にレイプ被害にあった娘。その親交の下に覆われた互いの悲哀と憎悪を一体、一個人としてどう向き合えばいいというのだろう。 彼は、父親として、娘に苦しい思いをさせてもなお、戦わなければならないと、問題に蓋をせず、真っ向から向き合う選択と決意をした。一個人としてでなく、未来の沖縄を背負う責任ある生き方と覚悟を、「人間としての義務」を全うしようとする姿に心打たれた。 後半の「おまえ」という強い語りは、自分に置き換えて考えなければいけないという感覚になるし、そうならなければならないと思った。現在、日本は、本土に住み、身近に基地もない場所に住んでいる人が多い。この著作が多くの日本人に読まれることを願う。 本書をきっかけに、日米地位協定について改めて調べた。また、実際沖縄復帰後の沖縄県の高校生たちが議論を交わす番組もYouTubeで視聴した。未だ変わらない日米地位協定の内容。沖縄には今も米軍基地が日本全体の7割が存在している。知識として持っているだけではなく、実際の声を聴くことが大事だと改めて思った。

Posted by ブクログ

2023/08/11

沖縄を舞台に、人々が戦争や米軍、本土とどう向き合ってきたかを描いた小説。短編の連なりで、相互に関係はしてないけど、様々なタイムシフトの中で米軍への向き合い方が変わってきたことを感じました。

Posted by ブクログ

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