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昭和二十年夏、僕は兵士だった 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/06/23 |
JAN | 9784043944491 |
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昭和二十年夏、僕は兵士だった
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商品レビュー
4.4
17件のお客様レビュー
「俳人・金子兜太、考古学者・大塚初重、俳優・三國連太郎、漫画家・水木しげる、建築家・池田武邦。戦場で青春を送り、あの戦争を生き抜いてきた5人の著名人の苦悩と慟哭の記憶。」 かれらもまた、あの夏、ひとりの兵士だった。俳人・金子兜太、考古学者・大塚初重、俳優・三國連太郎、漫画家・水...
「俳人・金子兜太、考古学者・大塚初重、俳優・三國連太郎、漫画家・水木しげる、建築家・池田武邦。戦場で青春を送り、あの戦争を生き抜いてきた5人の著名人の苦悩と慟哭の記憶。」 かれらもまた、あの夏、ひとりの兵士だった。俳人・金子兜太、考古学者・大塚初重、俳優・三國連太郎、漫画家・水木しげる、建築家・池田武邦。廃墟の中から新しい日本を作り上げた男たちの原点は、太平洋戦争の最前線で戦った日々にあった。何もかも失った若者は、どのようにして人生を立て直したのか。過酷な戦場体験と戦後の軌跡を語り尽くした感動のノンフィクション。巻末に児玉清氏との対談を収録。 目次 ・賭博、男色、殺人―。南の島でわたしの部下は、何でもありの荒くれ男たち。でもわたしはかれらが好きだった。(金子兜太) ・脚にすがってくる兵隊を燃えさかる船底に蹴り落としました。わたしは人を殺したんです。一八歳でした。(大塚初重) ・逃げるなら大陸だ。わたしは海峡に小舟で漕ぎ出そうと決めました。徴兵忌避です。女の人が一緒でした。(三國連太郎) ・もうねえ、死体慣れしてくるんです。紙くずみたいなもんだな。川を新聞紙が流れてきたのと同じです。(水木しげる) ・マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、そして沖縄特攻。二〇歳の頃に経験したことに比べれば、戦後にやったことなんか大したことない。(池田武邦) ・すべてを失った若者たちの再生の物語―対談 児玉清×梯久美子 女性版もある。
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忘れてはいけない日本の過去。 死ぬかもしれないと思うことがなく 毎日を生きることができる。 そのことがどれだけ幸せか、計り知れない。 「好きなことを勉強できることが何より幸せ」という言葉にグサリときた。 毎日大切に生きよう、そう思える本。
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今日は8月15日、終戦記念日である。ここ数日、梯久美子さんが書かれた太平洋戦争に関する本を3冊読んだ。もちろん、8月15日を意識して。 終戦は1945年なので、今年は75年目にあたる。 私自身はもちろん、直接に太平洋戦争を知っている訳ではない。終戦の時、父は16歳、母は10歳だっ...
今日は8月15日、終戦記念日である。ここ数日、梯久美子さんが書かれた太平洋戦争に関する本を3冊読んだ。もちろん、8月15日を意識して。 終戦は1945年なので、今年は75年目にあたる。 私自身はもちろん、直接に太平洋戦争を知っている訳ではない。終戦の時、父は16歳、母は10歳だったので、両親はある程度、実体験として戦争と戦後の混乱期を知っているはずではある。 3冊の本を読んで、改めて感じたのは、私たちは、というか、少なくとも私は、太平洋戦争について、きちんとした知識を持っていないな、ということ。 父親は、既に亡くなっているが、戦争の話をした記憶がない。母親は存命だが、同じく戦争の話をしたことはない。中学校や高校で歴史は勉強するが、近現代史って、ほとんど入試に出ないので、あまり真剣に勉強した記憶がない。 本書は、戦争体験のある5名の著名な方へのインタビューで構成されている。 その中で、建築家の池田武邦さんが、「なぜ無謀な戦争を避けられなかったのか。その理由は、日本人一人一人の中にあるはずです。辛くてもそれと向き合わないと、また同じことを繰り返すに違いありません。」、あるいは、「日本という共同体は、その共同体のために死んだ人々に対して、心から向き合い、弔うということをないがしろにしてきました。」と語られている。 本書の筆者である、梯久美子さんの創作の想いの一部はそういうところに、すなわち、太平洋戦争のある部分を記録しておくことに、あるのではないかと感じる。
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