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戦争と日本人 テロリズムの子どもたちへ 角川oneテーマ21

加藤陽子, 佐高信【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川学芸出版/角川グループパブリッシング
発売年月日 2011/02/10
JAN 9784047102729

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2018/06/21

率直に言って難しかった。 歴史は大好きだけど、近現代史は苦手だ。嫌いといってもいい。なぜって怖いから。大正や昭和なんて新しすぎて歴史って感じがしないし、ただただ戦争ってものが怖い。 だからずーーーーっと避けてきた。火垂るの墓だって怖いから見ない。 戦争の悲惨さや恐ろしさは、NHK...

率直に言って難しかった。 歴史は大好きだけど、近現代史は苦手だ。嫌いといってもいい。なぜって怖いから。大正や昭和なんて新しすぎて歴史って感じがしないし、ただただ戦争ってものが怖い。 だからずーーーーっと避けてきた。火垂るの墓だって怖いから見ない。 戦争の悲惨さや恐ろしさは、NHKの番組で毎年いやというほどやるし、学校でも習うし、正直辟易さえしていたから子供の頃から若い頃までは避けてきた。 けれど、ここ数年で日本はどんどん良くない風に変わっていっているように感じる。数に物言わせて必要かどうかもよくわからない法律ができたり、何か起きればマスコミ国民の一斉バッシング。忖度なんて言葉が流行語になっちゃう。 そしてそんな日本を「戦前に似ている」と言う人がけっこういて、そういえば戦争ってどうやって起きるのだろうと。何年に何々戦争が勃発したとか何年に終戦したとかそういうことは習ったけど、そもそも突然チュドーン!と戦争って始まるもの?昔の人たちはさも戦争の被害者みたいな顔をしているけど本当にそうか?だって総理を選んだのはあんたらなのに?とか、そういう戦争が起きる前にどういうことがおきて、どうやって戦争がおきるのかが知りたくて読んだのが、加藤陽子さんの「それでも、日本人は戦争を選んだ」で、さらにもっと色々読んでみようと思ったら、まさか佐高信さんの対談があるなんて!と嬉々として手に取りました。 が、難しい。対談の中で「それでも、日本人は戦争を選んだ」の中の学生さんのような反応は奇跡に近いと加藤さんは言っていたけど、本当にその通り。まず人物名がまったく分からない。幸徳秋水も大杉栄もこの対談ではじめて知ったし、原敬も犬養毅もまったく知らない。総理も官僚も大臣の名前も知らない、外国の大統領も然り。もっと言えば歴史の年表も頭に入っていないから、前後に何が起きてるのかもよくわかっていない。 こんなひっどい状態の私でも、ウィキペディアとかでどういう人物なんか調べたりしながら、なんとかかんとか読み終えました。 特に面白かったのが「徴兵制と不幸の均霑」〜「草の根ファシズム」まで。徴兵制なんてトンデモナイことどうして受け入れちゃったのか、なんで満州なんて遠い国にわざわざ行こうと思ってしまったのか。そういうことがわかったし、また女性が政治に参加することが戦争加担に一役かってしまっていたこととか。朝ドラで戦争に積極的じゃない主人公をやたらと蔑む割烹着の女性がよく出てくるけど本当にいたんだ。雑誌や読み物の巧みな誘導など空恐ろしい。 けれど今にだって、言葉を変えて存在するものじゃないか?と。 正直、一度読んだだけだから全然理解度が低い。何度も何度も熟読しないとわかったような気から抜け出せない。私のような近現代史の知識弱々な人間じゃあ、それくらい読み込まないと理解できないくらい難しいけど、この対談の中で色んな書記や本の名前が挙げられているから、今度はそれを読んで、またこの本を読み返したい。 テロリズムをする子どもにならないためにも、私はこの本を読んでよかったと思いました。

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2016/08/27

(2016.08.28読了)(2015.07.10購入)(2011.03.20・三版) 副題「テロリズムの子どもたちへ」 【目次】 はじめに―多様な日本人イメージを近現代史に探る  加藤陽子 序章 世の中をどう見るか?―歴史に対する眼の動かし方 第一章 政治と正義―原敬と小沢一...

(2016.08.28読了)(2015.07.10購入)(2011.03.20・三版) 副題「テロリズムの子どもたちへ」 【目次】 はじめに―多様な日本人イメージを近現代史に探る  加藤陽子 序章 世の中をどう見るか?―歴史に対する眼の動かし方 第一章 政治と正義―原敬と小沢一郎に見る「覚悟」 第二章 徴兵と「不幸の均霑」―「皆が等しく不幸な社会」とは 第三章 反戦・厭戦の系譜―熱狂を冷ます眼 第四章 草の根ファシズム―煽動され、動員される民衆 第五章 外交と国防の距離―平和と経済を両立させる道を探る 第六章 「うたの言葉」から読み解く歴史―詩歌とアナーキズムと 終章 国家と私―勁く柔軟な想像力と、深き懐疑を携えて おわりに―歴史と日本人  佐高信 ☆関連図書(既読) 「満州事変から日中戦争へ」加藤陽子著、岩波新書、2007.06.20 「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」加藤陽子著、朝日出版社、2009.07.30 「NHKさかのぼり日本史②昭和」加藤陽子著、NHK出版、2011.07.25 (「BOOK」データベースより)amazon 少年たちが従軍した西南戦争、政治家・思想家を狙った「子ども」によるテロ、戦争と徴兵制、知られざる昭和天皇の姿、そして検察ファッショ、尖閣問題―。“国家と戦争”を軸に、気鋭の歴史研究者と練達のジャーナリストが歴史の重層的な見方を語り、時代に爪を立てる方法を伝授。柔軟な“非戦の思想”を日本人の経験にさぐる。

Posted by ブクログ

2015/08/04

カテゴリ:図書館企画展示 2015年度第1回図書館企画展示 「大学生に読んでほしい本」 第1弾! 本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。 木下ひさし教授(教育学科)からのおすすめ図書を展示しました。      開催期間:...

カテゴリ:図書館企画展示 2015年度第1回図書館企画展示 「大学生に読んでほしい本」 第1弾! 本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。 木下ひさし教授(教育学科)からのおすすめ図書を展示しました。      開催期間:2015年4月8日(水) ~ 2015年6月13日(土) 開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース ◎手軽に新書を読んでみよう 1938年に岩波新書が創刊されたのが新書の始まりです。 値段も分量も手ごろな新書は「軽く」見られがちなところもありますが、内容的に読み応えのあるものも多くあります。気に入った著者やテーマで探してみるとけっこう面白い本が見つかるものです。広い視野を持つために、興味や関心を広げるために新書の棚を眺めてみましょう。刊行中の新書を多様な角度から検索できるサイトもあります。(「新書マップ」) ◇新書で社会を読んでみる 本に書かれていること(情報)すべてを鵜呑みにすることはできません。しかし、情報を判断するための情報もまた必要です。多様なニュースソースから情報を得て、物の見方や考え方を養いマスコミに騙されないような自分をつくりたいものです。

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