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木村伊兵衛の秋田

木村伊兵衛【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2011/01/01
JAN 9784022507945

木村伊兵衛の秋田

¥9,020

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2024/04/19

「木村伊兵衛の秋田」という本でブグログ上は登録しているが、実際には私が感想を書こうとしているのは、もっと古い、木村伊兵衛の「秋田」という写真集に対してである。ブグログの「木村伊兵衛の秋田」が2019年の発行であるのに対して、写真集「秋田」は1978年というから、約45年前の発行で...

「木村伊兵衛の秋田」という本でブグログ上は登録しているが、実際には私が感想を書こうとしているのは、もっと古い、木村伊兵衛の「秋田」という写真集に対してである。ブグログの「木村伊兵衛の秋田」が2019年の発行であるのに対して、写真集「秋田」は1978年というから、約45年前の発行である。この写真集「秋田」がブグログのデータベース上見当たらなかったので、このような形となった。 本書の「編集後記」によれば、木村伊兵衛が秋田県展の審査員を依頼されて秋田を訪問したのが、昭和27年というから、1952年、今から70年以上前のことである。木村伊兵衛は秋田が気に入ったのであろう、それから何度かに渡って秋田を訪れて写真を撮っている。本書に収載されている写真も、一番古いものが1952年、一番新しいものが1965年、足かけ10年以上に渡っての秋田の写真が収められている。 写真は秋田の農村のものばかりである。ほとんどの写真には複数の人物が映り込んでいる。当時の秋田の農村の人々の生活・活動を記録した写真集だ。 生き生きとした人たちが記録されているが、その中でも私にとって印象的だったのは、「嫁こ」というタイトルの1965年に横手市で撮影された作品だ。今日、嫁入りする娘さんを、近所の人たちが送り出している。笑顔の人たちが多い。写真の手前右側には、小学生であろう3人の少女が食い入るように花嫁をながめている。モノクロの写真であるにも関わらず、花嫁の着物の鮮やかな色合いが想像できる。花嫁とその家族にとってのみならず、近隣に住む人たちにとっても、めったにない目出度い出来事を、皆が祝い、そして、自分たち自身も喜び楽しんでいる。1枚1枚にそのような日常ではあるが、めりはりの利いた生活・活動の写真が収められてて、とても興味深い。

Posted by ブクログ

2017/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 田沼武能氏監修「木村伊兵衛の秋田」、2011.1発行です。田植えの頃、夏祭りと湯治場、刈入れの季節、雪国の暮らしの順に、東北の農村の暮らしが写されています。決して裕福とは言えないかもしれませんが、おだやかな、ゆるやかな、そしてしたたかな暮らしが垣間見れます!  日本の写真界の大黒柱、木村伊兵衛。1901年東京下谷生まれ、1974年72歳で没。田沼武能監修「木村伊兵衛の秋田」2011.1発行、写真集、再読。秋田の農村風景が、田植えどき、夏祭りと湯治場、刈入れどき、雪国の暮らしに分けて収録されています。

Posted by ブクログ

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