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経済学の船出 創発の海へ

安冨歩【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NTT出版
発売年月日 2010/12/02
JAN 9784757122673

経済学の船出

¥2,475

商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2017/03/16

ドラッカーがきっかけでこの本にたどりついきました。 ほかにも私も好きな賢者の名前がサラッと出ていたし色々発見があって楽しい。

Posted by ブクログ

2014/06/24

『経済学の船出ー創発の海へ』読み終わりました。 読み始めてから半年以上の時間が過ぎていました・・・ ホメオパスの認定試験が落ち着いて、いろいろ心も落ち着いて、ようやく読み終えました。が、あと3回くらいは読まないとというか、最初から最後までを続けて読みたいです! 読んでいる途中から...

『経済学の船出ー創発の海へ』読み終わりました。 読み始めてから半年以上の時間が過ぎていました・・・ ホメオパスの認定試験が落ち着いて、いろいろ心も落ち着いて、ようやく読み終えました。が、あと3回くらいは読まないとというか、最初から最後までを続けて読みたいです! 読んでいる途中から、ぜひとも安冨歩先生には、ホメオパシーの祖、サミュエル・ハーネマンの『医術のオルガノン(第六版)』『慢性病論(第二版)』をお読みいただきたいものだと頭の中にグルグルとまわっていました。 読み終わるまで数ページ、そんな私の目に飛び込んできたのは、こんな文章。 (経済学の船出・257ページより引用) 【現代資本主義のような、関所だらけの社会では、病的なコミュニケーションであるハラスメントが蔓延する。そうすると、人々の暗黙知の作動が阻害され、創造性に著しく欠けることになる。・・・(中略)・・・この事態をもたらした理由の一つは、西欧文明に基礎を置く近代そのものの持つ思考枠組みの欠陥にある。それはものごとを際限なく分割して捉えたうえで、その間に共通の何かを設定して秩序を形成しようとする思考法である。  このアプローチには本質的問題がある。それは、スピノザの言うように、「自然の中の或るものを全体との関連を離れて部分的にのみ把握」したうえで、それをつなぎ合わせて全体を理解しようとするデカルト的アプローチの問題に集約される(スピノザ 1958、165頁)。しかし、ホイヘンスの振子時計実験が示したように、二つの相異なる振動数を持つ柱時計は、相互に接続されて一つのシステムを形成することで、新たな振動数で同期した。この現象を、全体を離れて部分に注目し、それを再構成することで理解することは、決してできない。システムの全体の接続関係こそがシステムの命だからである。】 とあり、おぉ!まさしく、サミュエル・ハーネンマンが『医術のオルガノン(第六版)』(日本語版)146ページ§12の脚注(1)で書いている【バイタルフォースは、どのように体に病気の発現をさせるのか、つまり、どのように病気を生み出すのか。こういう「どのように」とか、「どうして」とか、という問いから、治療師は何も役立つものを引き出すことはないだろう。その答えは、治療師には永遠にずっと隠されたままであろうから。つまり、生命の支配者は、病気について知る必要のあるものだけ、過不足なく十分に治療に役立つものだけを、治療師の前に示すからである。】 とあり、まさしく暗黙知を前提にしている医術なんだ!と心が躍りました。 そして、さらに、経済学の船出・260ページには、安冨歩先生が分類するところでの社会生態学者やその先駆者が挙げられていて、【・・・社会生態学では音楽や芸術や文字は非常に重要な一分野を形成する。というのも、社会生態学は、合理的な神秘主義に立脚するからである。マイケル・ポラニーとウィトゲンシュタインとが言うように、暗黙の次元は語りえない。語りえない領域に触れるには、芸術が必要である。実際、よく知られるようにウィトゲンシュタインは、音楽を学問と同等に重視していた。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン、レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ、フョードル・ミハイロヴィチ・ドエトエフスキー、チャーリー・チャプリン、安部公房、宮﨑駿、マイケル・ジャクソンといった人々は、私にとって社会生態学の重要な「学者」である。それ以外にも、鍼灸に代表されるような、長い年月にわたって有効性を立証してきた伝統医学にも、多くを学ばねばならない。】 とあったのです。 涙出そうになりました。 「全体を離れて部分に注目し、それを再構成すること」で成り立っている現代医学。 暗黙知がある、という前提で、全体の中で示されたものに着目する治療(ハーネマンのホメオパシー)。 この伝統医学からの「学び」の部分には、ぜひホメオパシーの祖、サミュエル・ハーネマンも研究対象にしていただきたいと切に願いながら、もう一度『経済学の船出』を読みたい私です。 そして、もちろん、安冨歩先生の新刊『ドラッガーと論語』も読みたいし、『合理的な神秘主義』も再度読みたい!

Posted by ブクログ

2013/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2013/11/14:ざっと読み。 ちょっと読みにくかったので、1/3程度で今回は諦め。 基本的に、共感と経済学のことが書かれている筈なので、 ここらへんの本と似ているはずなのだが... また挑戦してみよう ジェフリー・サックス 『共感の経済学』 原丈人 『だれかを犠牲にする経済は、もういらない』 内橋克人 『共生経済が始まるー世界恐慌を生き抜く道』

Posted by ブクログ

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