Q-U式を始めて数年が経ちますが、指導方法と授業の作り方が180度変わったと思います。 毎年、各時期の学級の様子を見て、その時々で指針も柔軟に革新できるようになりました。 それも自分で行った指導の結果をフィードバックできたおかげだと思っています。授業の作り方も学級状態に合わせて各授業のポイントをずらして行いました。 漢字テスト、算数ドリル一つとっても角度のバリエーションを変えてみんなが受け入れられ、同時に少しずつ学級が一つになっていけるようなミッションも含めつつ進められました。 もしまだQ-U導入を検討途中の方がいらっしゃれば本書から読むことをおすすめします。おそらくQ-Uの核であるポイントがわかりやすい解説に特化された本だと思います。 自分の学級に照らし合わせてイメージするだけでも何か新しい指導のヒントがひらめくと思います。

Q-Uを知る上で入門書でありながら決定版であると思います。 まだ詳しく知らなかった方や簡単にわかりやすく他の誰かに伝え解説するときに端的に理解することができるはずです。 非常に無駄なくシンプルな内容ですが、Q-Uの重要なポイントを漏らすことなく網羅されているので、この一冊で第一段階の理解はほぼ満たせるはずです。 本書からQ-Uの理解を得られれば、この先の専門他図書へ進む際にも抵抗なく移れるはずです。 Q-Uを導入した結果や効用を知るだけでも今の自分の指導にたりない何かに気付くヒントをもらえると思います。 コストパフォーマンス的にも優れた本書を是非お勧めします。

これからQ-Uの導入や自分の学級経営、授業づくりを変えたいと考えている方は是非まずこの一冊をお薦めします。Q-Uの全貌が数時間で頭に入ると思います。それぐらい簡素でわかりやすいつくりですが、Q-Uの核や全てのガイドラインが凝縮されていると思います。最近似たようなアンケート形式が増えてきたようですが、公式に提出できる検証の結果として使えるのはQ-Uだけだと思います。 Q-Uは学級経営の一つの方法論ですが、一度試してどれほどのことが変化するのかを体感していただきたいと思います。 授業の作り方も変わり、結果子どもたちの信頼感が増し保護者からの評判も上がりました。 大船に乗ったような指針を持つことが出来、さらに自分の指導法も捨てることなしにより強化ができるものだと思います。