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結婚の壁 非婚・晩婚の構造

佐藤博樹, 永井暁子, 三輪哲【編著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房
発売年月日 2010/10/25
JAN 9784326602308

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商品レビュー

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2019/11/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

大学院の時に購入した本。婚活の論文を書くために改めて読み返していました。購入当時には気づかなかった・注目しなかったであろう点がたくさんありました。自分の中で問題意識が変ってきたことを実感します。  具体的な内容についてです。メモ程度に。  第1章では未婚者のタイプ分けと,結婚活動の成果が分析されます。独身でいる理由から未婚者をタイプ分けすると,「時期尚早」「交際中時期待ち」「結婚意欲なし」「経済的事情」「出会いなし」の5つに分かれます。このうち「出会いなし」に属する未婚者が最も多いので,婚活は結婚するための重要な要素になるのですが,婚活の「純粋な」効果はありません。ただし,婚活が無駄というわけでなくて,婚活することで結婚する可能性は高まります。たとえて言えば,婚活を結婚するための「必殺技」と捉えることはできないけれど,結婚するための「鍛錬」と捉えることはできる,ということです。  第2章では,見合いと職縁(仕事での繋がり)の減少が未婚化に繋がっていることを示した上で,良縁を追求するだけでは満足のいく結婚はできず,結婚後の協調と周囲の理解が不可欠であると論じます。簡潔に言えば,「良い人と出会いたい」と思うだけでなく,「良い関係を築いていこう」とすることも結婚する上では大事ということです。  第3章では経済的要因,異性と会うための時間的要因,異性との出会うための距離的要因,対人関係能力が恋人の有無に及ぼす影響を検討しています。その結果,男性の収入の高さ,職場に異性がいること,友人との付き合いの多さが恋人有と関連していました。  第4章では,同棲の4つのタイプ(結婚代替型,結婚先駆け型,試行段階型,独身代替型)を紹介し,同棲経験の有無による結婚観,家族間,結婚意欲を比較することで,同棲経験の特徴を検討している。その結果,同棲の多くが交際の延長線上の同居である可能性が示された一方で,過去に同棲を経験した人は結婚意欲が低くなることも示されている。  第5章では結婚願望が表面上衰えていないように見えても(結婚したいと答える人の割合が減っていないように見えても),「結婚したい」の意味が変ってきている可能性があり,その意味で結婚願望が弱くなっている可能性が示されている。  第6章では結婚についての意識を,男女間での違い(ズレ)と未婚者と既婚者での違い(誤解)に焦点を当てて検討し,このようなズレと誤解が未婚化を生んでいる可能性を示している。  第7章と第8章からは,収入に関する女性の意識(自分より収入は高い方がいいと考えるなど)と結婚市場(周囲の異性の数など)とが結婚に影響することが示されている。  第9章では,20代半ばで結婚した人は結婚に対する友人の影響が確認できる一方,30代の未婚者では友人の影響が大きくないことが示され,20代と30代における未婚者の出会いの問題は異なる対策が必要であることを示唆した  第10章では,再婚という現象を見つめることで,結婚による心理的メリットは男性にもたらされやすいことが指摘されている。

Posted by ブクログ

2013/09/17

367.4||Sa 中村真由美(共著)「なぜ恋人にめぐりあえないのか? : 経済的要因・出会いの経路・対人関係能力の側面から」

Posted by ブクログ

2012/10/31

先の社研セミナーを主催した、不破麻紀子氏の著書で、図書館にあったものである。出版が比較的新しいので、チェックしてみようと思っている。

Posted by ブクログ

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